Yahoo!知恵袋
ログイン
IDでもっと便利に[ 新規取得 ]

公開するID: 未登録 [ 利用登録 ]
ランダム質問 - My知恵袋
 Yahoo!知恵袋に投稿された知識から
 を    [ 検索オプション ]
spc
 

spc

トップ > 教養と学問、サイエンス > 歴史 > 世界史

回答受付中の質問


この質問の閲覧数: 56 Yahoo!ブックマークに登録
質問日時: 2008/2/8 19:05:54  残り時間: 4日間 質問番号: 14,706,377
回答受付 十字軍が教皇の権威や王権や商業にもたらした影響について。。。 誰か分かる方いた...

十字軍が教皇の権威や王権や商業にもたらした影響について。。。
誰か分かる方いたら教えて下さい><;


回答数: 2   お礼: 知恵コイン 50 質問した人: mnyyc212さん  グレード 1-1  この質問内容が不快なら


回答

並べ替え: 回答日時の 古い順 | 新しい順
回答日時: 2008/2/8 21:04:12 編集日時: 2008/2/9 08:45:10 回答番号: 45,697,695

十字軍の度重なる失敗で教皇権は失墜しはじめ、教会改革への機運を高めた。
一方、長年にわたる遠征によって封建諸侯・騎士は、戦没したり多大な遠征費を消耗したりして没落した。
これに対し、国王は軍事的地位を利用して王権を強化し、中央集権化を進めた。
十字軍によって東西の交通はさかんになり、特に北イタリア諸都市は十字軍を利用して躍進し、
地中海を中心とする東方貿易が発達した。これがヨーロッパを中心とした商工業活動を刺激し、
大商人の台頭を促した。それにともなってヨーロッパ全域で多くの都市が生まれた。
経済力をつけた都市は領主から特許状を得て自治権を確立していった。
こうして封建制は内部から崩されていき、ヨーロッパ社会は大きく変動していくこととなった。
この間、イベリア半島とシチリア島を介し、あるいは十字軍兵士を通じて、従来以上にイスラム文化が
ヨーロッパにもたらされた。それらは東方貿易の発達にともなって流入したビザンティン文化とともに
西ヨーロッパの文化に新しい刺激を与え、のちのルネサンスへの道を開いた。

綿引弘 「世界の歴史がわかる本」三笠書房より転載
回答した人: toshioitanekoさん  グレード 6-3  この回答内容が不快なら

回答日時: 2008/2/9 09:05:17 回答番号: 45,715,567

そもそも十字軍遠征を提唱したのはローマ教皇でしたから、
十字軍遠征の失敗は、ローマ教皇権の衰微に直結します。

王権はというと、やはり遠征に失敗して大きな損失も被ったのですから、
一時的に王権も衰微しました。
しかしそれ以上に衰えたのが封建諸侯でした
それで大企業が不景気でも何とか持ちこたえられるのと同じように
王権は何とか王権を維持し、
やがて衰微する国内の教会勢力と戦うまでに至ったのです。
これが中央集権国家の完成であり、絶対王政へのスタートです。

十字軍遠征は、大きく分けて7回ありましたが、遠征路をよく確認して下さい。
当初は、陸路からイェルサレムへ向かうケースが多かったはずです
ところが、次第に海路を使っての行軍が多くなっています。
これは何を意味するかというと、
十字軍遠征が始まった当初、地中海はイスラム勢力の庭だったと言うことです。
ヨーロッパ勢力は、地中海を安心して航海できなかったのです。
ところがやがて、ヨーロッパ勢力が地中海からの制海権を奪ったのです。
だから次第に海路を使った遠征が増えるのです。
するとイタリア諸都市にいる商人たちが、
積極的に地中海貿易に乗り出します。
銀や毛織物を産する内陸都市も、
アジアの産品を扱うイタリア商人と取引を開始します。
こうしてヨーロッパでは、
これまでの封建社会では一般的であった閉鎖的な現物経済が崩壊し
遠隔地貿易を介した貨幣経済が復活したわけです。
これを商業ルネサンスというのですね。

まとめると教皇権は衰微、王権は伸張、商業は復活・発展となります。
回答した人: jpntr7さん  グレード 3-3  この回答内容が不快なら

質問をみる↑



[ アイコンの説明:ケータイからの投稿ケータイからの投稿 ]

プライバシーの考え方 - 利用規約 - ガイドライン - ヘルプ・お問い合わせ
Copyright (C) 2008 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.