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404 Blog Not Foundを読むのをやめた
2008-02-11
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前にも書いたように、私のRSSリーダーには、日本のブログは5つしか登録してないのだが、その一つ、
404 Blog Not Found
の登録を解除した。理由は、毎週『週刊ダイヤモンド』の広告を読まされるのはごめんだからだ。
私は
書評
をやっている関係で、もう9年近く、週刊ダイヤモンドが毎週、自宅に送ってこられるが、率直にいって最近の同誌は、定期購読する価値があるとは思えない。
先週号
の「 年収が20倍増えた仕事術」という特集は、自社の本のキャンペーンで、読んでいて気分が悪くなった(おかげで勝間さんに八つ当たりして、すいません)。買うなら『週刊東洋経済』のほうが、ずっとおもしろい。
今週号
の「ウィルコム・負け組からの脱却」も、他社や客観的な立場の専門家への取材もしないで、技術的な実態の不明な「次世代PHS」の宣伝をしている。私もPHSのユーザーだったが、去年やめた。自宅(東京・自由が丘)からさえ満足につながらないからだ。コアネットワークがISDNという日の丸技術に「次世代」があるのか、と誰もが疑問に思っているのに、この記事はまるでPR記事かと思うほど一方的な内容だ。
いくらブログとはいえ、書評というのは、その人が批評に値すると思ったものを取り上げることに意味がある。内容にかかわらず毎週とりあげるなら、記事ではなく
広告
という別の欄でやるべきだ。こういうけじめのない商業主義が拡大すると、ただでさえ質の低い日本のブログの質がさらに低下すると思うので、定期的に読むのはやめた。悪しからず。
コメント (
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コメント
献本御礼って
(
中島悟
)
2008-02-11 01:58:35
彼の「献本御礼」で始まる書評はほとんどまじめに読んでいません。というわけであのブログには読める記事がなくなった。献本する側は、書評で取り上げてもらって売り上げを伸ばしたいという意図がミエミエで笑ってしまう。書評する側も第三者として書評しているとは思えません。本をもらって、ほめて、アファリエイトで儲けて...
で、こういう人がアルファブロガーとかなんとか。いってることにも説得力がないし、まともに本を読んでいるとも思えない。読んでなくてもほめるだけなら文句がでない。(まともに読んでない本をけなせば、必ず反論がくる。そこらへんはうまくやってる)
ブログがIT技術者のおもちゃだった時代からやってるから先行利益でアルファブロガーってことになってるけど、そんなすごい人なのかな??あほらしい。
Unknown
(
Zinc
)
2008-02-11 03:41:03
新聞の企画広告みたいに端っこに「広告」ってごくごく控えめに書いておいたら、それはある種の批評になるかも。
Unknown
(
nov
)
2008-02-11 03:45:27
弾さんは献本された本であってもしっかり批評しますと
言っていますが、実際のところは……。
ただの新書宣伝サイトだと割り切って読んでます。
Unknown
(
Unknown
)
2008-02-11 06:25:30
やはり、同じ意見の方がいらっしゃったみたいですね。
自分だけかと思っていましたけど。
億単位のお金をもっていても、小額のお金のために
目をろくに通していないものを他人に買わせようと
するのは、どういうことなんでしょうね。
貧乏人の自分には、さっぱりわかりませんが。
多分、業界関係とのおつきあいなんでしょうか。
ライブドアの元CTOだかの肩書きなしで
ご自身のブログをやっているのなら、
文句を言うこともないんでしょうけど。
ITブログの船場吉兆とでも例えられそうな感じです。
驚愕のひとこと
(
zeronemax
)
2008-02-11 08:00:26
事情が掴めしたが、最初リンクをクリックして中身の無い献本御礼ブログ。
どうして価値観のわかる池田氏が読んでいたのかさっぱり分かりませんでしたが、コメントを見てやっと理解。
肩書きと老舗ということで惰性で読んでいたのだろう。
それはそうとPHSは未だに使っている。音声通話が最新のauやdocomoよりも数段上の品質の良さ。どうして携帯電話の音質が未だにトランシーバーのような歪んだ音なんだろう。
auなどが音声通話に帯域をちゃんと使ってPHSを越えるのは簡単なのにといつも不思議に思っている。
批評の不在
(
ikedanobuo
)
2008-02-11 09:16:22
私は、ダイヤモンドの書評欄では最古参ですが、いつも気をつけているのは「中立性」です。献本は毎週くるけど、もらったから取り上げるということはない。献本されなければ読まなかった本が意外におもしろくて取り上げることもありますが、自分で買うのが書評の基本です。「献本御礼」などと書くのは「中立ではない」と言っているようなもので、一種のディスクロージャかもしれないけど、私も彼の書評はほとんど読まない。
日本にまともな書評が成立しないのは、前にも書いた音楽批評と同じで、批評家が自立してないからです。かつて某社の「丸谷才一番」の編集者が、「『女ざかり』は最悪の小説だけど、文壇ではだれも絶対けなさない。丸谷先生の力を知っているから」と言っていました。マスメディアの書評がそういう構造になっているんだから、ブログぐらい客観的な批評をしないと。
次世代PHS
(
ikedanobuo
)
2008-02-11 09:42:34
これはいまだに「実証実験」なるものの結果を発表しただけで、技術の中身が公表されていない。わかっているのは、WiMAXと同じOFDMAを使うらしいということと、いくらなんでもISDNじゃ無理だろうということぐらい。
しかし彼らのいう「マイクロセル」の優位性はISDNという既存網に依存することで成立しているので、新たにコアネットワークを敷設するとなると、そのコスト優位性はなくなります。またWiMAXのような実績もなく、大規模に運用できる保証もない。
こんな正体不明の技術が最初から2.5GHz帯で「指定席」だったのは、京セラの稲盛氏との関係で、菅前総務相が「日の丸技術として世界に展開する」という方針で決めたからだそうです。
しかし中国で「小霊通」が急伸していたのは昔の話。あれは携帯への進出を禁じられていた中国電信が「固定電話の補助端末」と称して売るためのもので、今は本物の携帯に置き換えられて台数は急減し、京セラも中国から撤退しました。
こんなことをやっていたら、ただでさえ遅れている日本の携帯業界は、総務省のおかげで壊滅するでしょう。
Unknownはお断り
(
ikedanobuo
)
2008-02-11 09:51:31
gooのシステムに欠陥があって、ログイン名なしで書き込めてしまうのですが、これは議論が混乱する原因にもなるので、原則として削除します。「通りすがり」の類も同じ。
Unknown
(
DEK
)
2008-02-11 10:16:48
「献本御礼」と書くのは「頂いたお礼にヨイショを書くよ」という断りのつもりかも知れませんね.
> ブログぐらい客観的な批評をしないと。
残念ながら日本のブログ(海外のブログは購読していませんけど)では,アニメなどの感想ですら批判的なことを書くことをためらう人が多いですね.熱狂的なファンが怖いのか,そういう「空気」なのかはわかりませんが…
池田先生のような姿勢で批評を書く人がもっと増えれば日本の様々なメディアにおける批評も健全化してくれるはず.(個人的にはamazonのレビューが何とかマシになって欲しいのですが,そのレベルの問題じゃないか)
週刊ダイヤモンド
(
ikedanobuo
)
2008-02-11 12:21:36
ついでに、ダイヤモンドがなぜつまらないかについて付け加えると、要するに「ジャーナリズム不在」だからです。内容の大部分がハウツー物みたいな「特集」で埋まって、その週のニュースがほとんどない。これは日本のビジネス誌に共通の特徴で、たぶん要員的な問題もあるのでしょう。
だから毎週送ってもらって悪いけど、ダイヤモンドはほとんど読まない。読むところがない。毎週読むのはEconomist(電子版)だけですが、こっちは newspaperだから、その週に世界で何が起こったかが一覧でき、記事の質も高い。たまに載るSurveyは、本1冊ぐらいの内容のある特集記事で、世界のリーダーに影響を与えます。
まぁ120万部のEconomistと、その1割程度の日本のビジネス誌を比べるのは酷だけど、週刊東洋経済には高橋亀吉以来の伝統があって、ジャーナリズムが健在です。この前の「セカンドライフ」特集は、いけてなかったけどね(笑)
Economist
(
tac
)
2008-02-11 13:08:07
>先週号の「 年収が20倍増えた仕事術」
>という特集は、自社の本のキャンペーンで、
最近、テレビでも、昼の1時間を使って夜の連続ドラマの番宣をしてるのがやたら目につきますが、あれと同じ現象ですね(笑)。
やはりEconomistがオススメですか。
英語誌はBusinessweekしか読んでおらず、しかも最近は雑誌に掲載された記事がブログでも読めるようになっているので、なんかほかにないかなと思っていたのですが、Economistは普通過ぎるかなと思って避けてました。
ちょっと試してみます。
もうとにかくアップアップで金がない
(
雑誌製作者
)
2008-02-11 13:41:41
雑誌業界に吹き荒れる不況の波についてはご存知と思います。
ネットに押しまくられ、まともに広告が入りません。
20万部30万部の雑誌でさえそんな状況です。
>>この記事はまるでPR記事かと思うほど一方的な
値段をつけて売られている雑誌の多くも、
フリーペーパーでよく使われる手法
「いっけん記事のように見える広告」を載せ始めました。
(タイアップ広告とも違う、騙し的な記事)
>>毎週『週刊ダイヤモンド』の広告を読まされるのはごめん
死に際の雑誌業界が断末魔の叫び声をあげているのが聞こえますか?
なんにしろ雑誌記事よりAmazonのレビューのほうが面白い世の中です。
誰が悪いか?
情報が無料で手に入る事を常識にしてしまったインターネットそのものだと思います。
今回の戦略について
(
勝間和代
)
2008-02-11 13:56:10
勝間です、こちらこそ、本文中でのコメント、痛み入ります。
今回の特集のねらいは、以下の戦略があったのでしょう。あくまでこれは、私が考えたことで、編集部の公式見解ではありませんので、文責は勝間にあります。
・読者層の高年齢化。若年層は雑誌離れがひどく、週刊ダイヤモンドも中心年齢層が40-50代になっています。
・広告収入の漸減。いま、雑誌で広告収入が増えているところはほとんどないのではないでしょうか?
・週刊ダイヤモンドを手に取る習慣がない、20-30代に手にとってほしい。
(実際、今回の特集をきっかけに、定期購読に至った読者もいました)
・1週間だけではなく、その後もロングで売れるかどうかテストマーケティングをしたい。
(これはこれからしばらく、実験中です)
したがって、仮想敵は当然、インターネットですから、逆にインターネットに親和性がある特集を持ってきたところがある意味、象徴的だと思います。
どんな雑誌も、成長は必要なので、今回の特集は「自社マーケティング」の色彩が強かったと見えてしまったのは残念ですが、上記のねらいを達成するための題材だったと思います。
だからこそ、私がウェブで本を売る仕組みや、今回のおまけとしてMP3のダウンロードなど、さまざまなしかけも組んでいます。
そして実は、今回の企画が池田さんのような良識派から批判が出るであろうことも、覚悟の上で行っています。それくらいの気概がないと、新しいことはできないという制作側の危機感です。
もちろん、新しいことがいいこととは限りませんし、それで雑誌の中立性を損なっていいということではないことも理解をしています。
しかし、目的が「売らんかな」第一主義ではなかったということをご理解いただければ幸いです。
私はインターネットと出版については、対立構造ではなく、互助構造になって、どちらも伸びていくのが理想だと思っています。
実際、アマゾンでの上位売上では、私がグーグル化の書籍やブログなどで紹介したものが多数含まれており、まだまだ、若年層ももっともっと本を買いたい、だけれども、機会がないだけだと思っています。
まだまだ、工夫次第で伸びる余地は大きいので、いろいろな批判もあろうかと思いますが、できることはやっていきいたと考えていますので、これからもよろしくお願いします。
へえぇ
(
佐藤秀
)
2008-02-11 14:47:28
いやあ、驚いた。実は私も数日前、自分のブログからリンク外したばかり。
2、3年前の弾さんは文体・発想がユニークで面白かったけれど、最近とみに読む気しなくなっていたもんで。
うーむ
(
zeronemax
)
2008-02-11 15:25:35
痛烈な批判された勝間さん本人が丁重にコメント欄に登場したので、暴れん坊の池田氏対大人の対応の勝間さんという構図でとらえていましたが・・・
今回の勝間さんのコメントには疑問符が沢山つきますね。別に活字の世界とインターネットの世界が共存する必要なんて、誰が決めるんですかね。それぞれがマーケットで頑張りユーザが選択するだけのことであり、それを意図的に誘導しようとする勝間さんってどういう立場の方なんだろうと・・・
出版不況が言われたのは15年ほど前からで、その頃から前年比減が話題になっていたことです。その当時は恐怖感がありましたが、インターネットそのものの力は微弱な存在でしたよ。
インターネットによる影響が来る前に自滅したのが出版業界であり、見切りをつけた人たちがインターネットを選択しただけのことです。
だから、共存なんていう発想そのものが、まったくナンセンス(笑)
Willcom は昨年から 光 IP 化しつつあります
(
kamunagara:=himorogi
)
2008-02-11 15:27:06
Willcom は昨年から ISDN を光 IP 化してますよ。
>WILLCOM|PHS高度化通信規格「W-OAM」の高速化について:
http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2007/01/22/index_03.html
>(前略)2007年度以降、順次PHSの基地局回線を大容量通信の光IP化することにより(後略)
PCから携帯へ
(
zeronemax
)
2008-02-11 15:36:10
勝間さんが化石と思うのは、パソコンによるインターネット時代から、携帯による利用へと大きく動き出したことにも気がついていないように思えることです。
池田ブログは電車の中で携帯電話で毎日読んでいます。だから昔なら週刊誌を買っていたのが今は無料で池田ブログを読む。確実に雑誌や本への出費は減っています。
ユーザーが決めることに賛成です
(
勝間和代
)
2008-02-11 15:42:56
zeronemaxさん
おっしゃるとおり、出版とネットの共存に必然性はないので、ユーザーか決めるということに賛成です。ただ、私はネットにも本にもとても助けられてきたので、その文化をどちらも残したい、という意思表示ですね。
そして、出版不況については、私のような著者も努力が必要だし、マーケティングが必要だということを痛感しています。
何事も、すべてはユーザーと送り手の相互作用ですから。イチゼロではないので、それぞれの媒体を好む人がいる限りにおいては、共存していくと思います。
共存はしますが両者が共栄していくかどうかは、特に旧メディア側の自助努力が必要だと思っていますので、そこを応援したいと思っています。
なので、意図的といえば意図的にこれからも、ネットと出版の融合への試みはやり続けると思います。あくまで応援団だと解釈ください。そして、市場がそれに異を唱えれば、それはそれでマーケットのおもしろさです。
今のところ、各種実験マーケティングはいろいろな評価もあると思いますが、ある程度は成果を残せているのではないかと思います。
(今、アマゾンで和書上位25の本のうち、1,4,11,17,23位の5冊は私の本です。また、上位100冊の中で、本で紹介したものも多数含まれています。)
私は7つの習慣でいうところの「影響の輪」を広げることにちゅうちょがないタイプなので、傲慢に見えるところがあると思いますが、その点はなるべく気をつけていきたいと思いますので、ご容赦ください。
もう一つ誤解を解いておきますね
(
勝間和代
)
2008-02-11 15:49:57
zeronemaxさん
これ以上いうと大人げないのでやめておきますが(笑)、FACTベースで反論しておきます。
化石、といわれて気持ちがいい人は世の中にはいないと思いますので。
私の2000年から2007年にかけての主たるビジネスは携帯電話関連ビジネスのコンサルティング、マーケティング、及び株式評価です。
いろいろと、私が昔考えた携帯の各種サービスはいま、インプリされて立ち上がっています。したがって、携帯インターネットの未来も、限界も、かなり詳しく見てきたつもりです。
それをご存じの上でのご意見でしたら、甘んじて受けたいと思います。
いずれにしても、複数の意見があることがすべての物事において健全性を保つと思いますので、私の意見はあくまで、私のスタンスだということでご理解ください。
それがzeronemaxさんの見解と合わなかったら合わなかったでいいじゃないですか。数年後、あるいは数十年後に、どうなるかわかりますよ。
最も、そのときには私も「いや、やっぱり情報源は携帯ネットが一番」なんて鞍替えしているかもしれませんけれどもね!!
電車に乗ると
(
zeronemax
)
2008-02-11 16:26:17
勝間さん、匿名の卑怯さ申し訳ございません。事情があり匿名にせざるを得ません。ご容赦のほど。
昔なら電車の中では半分以上は新聞、雑誌、文庫本を読んでいました。
今は8割以上が携帯を見ています。もちろんゲームをしていたりメールをしていたりワンセグをしている方々が多いのですが、確実に携帯コンテンツを利用している人が少なからずいます。
私も昔は寝ながら本や雑誌を見るのが癖で、それが無いと寝れないタイプでしたが、最近は携帯を閲覧しながら寝るようになってきています。活字だと電気を消さないといけませんが、携帯だとそのまま寝てしまえるという便利さもあります。
この流れはここ数年ではなくここ1年弱の動きです。
特に池田ブログのような読めるコンテンツの存在があります。そしてブログは携帯対応が完了していますので、流れは加速されるように思えます。
PCの時代なら活字にも期待できる余地があったとは思いますが、携帯主流になると少なくとも電車の中と布団の中では確実に中身の良し悪し次第の選択になっていると思います。というよりも週刊誌は資源を浪費しますが携帯コンテンツは少なくとも森林資源を浪費しないことから、よっぽどのことがない限り、巻き返しはないと思います。
つながらない電話に用はない
(
Inoue
)
2008-02-11 16:27:53
日本の携帯電話会社で、市場が伸びる余地があるのはデータ通信分野で、そこはイーモバイルの独壇場です。
ウィルコムはデータ通信では、イーモバイルに完全に負けてます。まだウィルコムの方が通信可能区域が広いでしょうが、それも時間の問題で追い抜かれます。
今春からイーモバイルは音声サービスも始めるそうで、もうウィルコムの出番はないと思います。
書籍趣味
(
inarik
)
2008-02-11 16:33:01
偶然ですが専門誌1年分の情報をdumpする機会があり、sizeは4GBでした。十分携帯端末でも見れるsizeです。検索編集できる情報が無料化していくなかで紙の出版の存在理由が無くなってきていると思います。(広辞苑など有り難がってるのは老人だけでしょう)仮に存在理由があるとしたらそれは「日本語」との関連での「書籍趣味」とも呼ぶべき懐古主義・骨董主義に収斂されていく気がします。(松岡正剛氏あたりが日本最後の人でしょうね。)
Re: Willcom は昨年から 光 IP 化しつつあります
(
ikedanobuo
)
2008-02-11 16:38:41
同じようなコメントが何度もつくので、一度だけ:
光IP化すればいいのは、わかりきってます。でも、それはPHSが普通の携帯電話になるというだけ。PHSの唯一の優位性は、コアネットワークに既存の電話網(ISDN)を使えるので、電話ボックスなどの上に数十万円の基地局を置くだけでいいというコスト効率だったのに、それを放棄したら、基地局の設置効率の悪い携帯電話にすぎない。
それに今どき、実験で20Mbps出たぐらいで「次世代」なんて冗談はやめてほしいですね。EV-DOではすでに73Mbps出ているし、LTEでは173Mbps出ています。たぶんウィルコムも、そういう技術のライセンスを受けるんでしょうが、それはもうPHSとは何の関係もない。
同じ技術なら、今の顧客ベースではとても他のキャリアと勝負にならないから、最終的には、どこかに売るんでしょう。だから「次世代」を宣伝するのは、ヴァリュエーションを上げてexitするためのカーライルの「出口戦略」だ、というのが同業他社の見方です。今度のダイヤモンドのパブ記事も、その一環でしょうね。
出版不況
(
ikedanobuo
)
2008-02-11 16:54:52
私は、前にも書いたように、出版社がマーケティングや多メディア化で生き残りをはかるのは当然だと思いますよ。むしろ今までそれをやらないで、再販制を死守すれば何とかなると思ってきたのが大きな間違いです。自由にマーケティングをやるには、再販なんかなくして、売れ残りはどんどんブックオフに卸すとか、新しい戦略をとったほうがいい。
しかし「記事」と銘打って広告を読ませるのは、食品偽装と同じです。そんな詐欺的な商売をしないと生き残れないような出版社は、船場吉兆と同じようにつぶれたほうがいい。
わかった
(
strongaxe
)
2008-02-11 17:04:55
週刊ダイアモンドという誌名をやめて「日経アソシエ」にすればいいんだ(笑)
宝島も、サブカル雑誌からヘアヌード雑誌からビジネス雑誌へと何度も生まれ変わっているのだから、不可能なことはないと思いますけどね。
Re: Willcom は昨年から 光 IP 化しつつあります
(
kamunagara:=himorogi
)
2008-02-11 19:18:36
何度も同じようなコメントつけて申し訳ありませんが、池田さんは一般人より専門家の話をよく聞いてるのだろうという印象はありますが、一方でその話を正確に理解できてないのではないかと思われる節が見受けられるので。
ちなみに私は池田さんの大好きな DSL と日夜格闘する現場技術者に過ぎません。私のコメントの内容に光系の話が多いのは、DSL については職務に関わることなので具体的なことを書けないからです。Willcom も NTT も商売敵なので遠慮なく書けるというところをご了解ください。
池田さんの意見を批判する結果になってますが、これは技術的な問題点を指摘するという意図からそうなってしまうわけで、常に反対論者というわけでもないのですが。
ただ、この(IT)業界、技術的変化が激しいので、技術屋でも理解と現実が食い違ってることがしょっちゅうあります。池田さんが聞いたときは正しい説明だったものが、現状と一致してないこともあります(池田さんに説明した専門家がその変化をフォローできていない可能性もある)。
>それを放棄したら、基地局の設置効率の悪い携帯電話にすぎない。
PHS はもともと ISDN のプロトコルを利用してましたので、PHS 依存というのはそういう意味で避難してるのかと読解してました。そんなものはカプセル化して IP に流せば済む話で、技術的には意味のないことです。ただし、設備の更新と言う問題で考えると、技術的に解決できることでも、すぐに投資できないという事情はあるでしょうけど。Willcom にとっては昨年がまさにその設備更新のターニングポイントだったようです。
PHS が公衆電話などの ISDN ノードを利用しているというのは NTT の話で、Willcom などはそれら ISDN ノードを利用するには当然金かかりますので、NTT の電柱しか選択肢がない場合を除いて、普通の携帯基地局と同じようにビル屋上や独立柱などを利用してたように聞いています(もちろんマイクロセルなので数が多いですが)。
Unknown
(
正直
)
2008-02-11 19:24:15
どっちも面白く無いですね。
「邪悪」なエントリとは?
(
Inetgate
)
2008-02-11 19:30:02
この問題って、TechCrunchやBlogHerald等で、さんざん叩かれているPayPerPostの問題と同じ構図に見えます。
これが、例えば、Techmemeのように該当エントリに、「Techmeme Sponsor Posts」のように明記されていれば、フィードの購読者は該当エントリを読むかどうかをタイトルだけで判断できるので問題は少ないのですが、そのような注記を書かずに内容が広告とほとんど変わらなければ、購読者に「邪悪(evil)」と判断されても仕方ないでしょう。
同感
(
GOO
)
2008-02-11 19:46:02
私も登録して読んでおきながら、言うのもなんですが、「商業主義」には少し嫌気がしていました。
池田さんのお目に適う、RSSリーダーに登録しているという残り4つ、よろしければご教示ください。
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[ネット社会論(ぷげら]池田さんの弾さんへの激怒から色々と考えたこと(まあいつもの話)
(躁うつ病高齢ニートの映画・TV・床屋政談日誌)
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ブログ作法
(石猿日記 ISHII Masayuki BLOG)
池田信夫氏のブログによく目を通すようになって数週間。小飼弾氏のブログを読むことを
書評という名の宣伝が「けじめのない商業主義」
(文化レベルが高すぎます)
前にも書いたように、私のRSSリーダーには、日本のブログは5つしか登録してないのだが、その一つ、404 Blog Not Foundの登録を解除した。理由は、毎週『週刊ダイヤモンド』の広告を読まされるのはごめんだからだ。 404 Blog Not Foundを読むのをやめた - 池田信夫 blog ...
雑誌が売れない。
(The twilight world)
404 Blog Not Foundを読むのをやめた - 池田信夫 blog 要するに、献本の書評と称して出版社の走狗よろしく商業化に走っているブログを批判している記事なのだが、ここでのコメント欄がちょっと面白い。 コメント欄での池田氏の要旨は二点。 ・日本における批評(書評)の...
夢の技術ISDN
(糸且之入Eヨ言己)
池田信夫さんと言えば『コンピュータの「戦艦大和」はもういらない』での『汎用CPUをつなげば速度はいくらでも上がる』という名言が印象に残っているわけですが。 今度は『コアネットワークがISDNという日の丸技術に「次世代」があるのか』とご発言されているわけですが...
で、こういう人がアルファブロガーとかなんとか。いってることにも説得力がないし、まともに本を読んでいるとも思えない。読んでなくてもほめるだけなら文句がでない。(まともに読んでない本をけなせば、必ず反論がくる。そこらへんはうまくやってる)
ブログがIT技術者のおもちゃだった時代からやってるから先行利益でアルファブロガーってことになってるけど、そんなすごい人なのかな??あほらしい。
言っていますが、実際のところは……。
ただの新書宣伝サイトだと割り切って読んでます。
自分だけかと思っていましたけど。
億単位のお金をもっていても、小額のお金のために
目をろくに通していないものを他人に買わせようと
するのは、どういうことなんでしょうね。
貧乏人の自分には、さっぱりわかりませんが。
多分、業界関係とのおつきあいなんでしょうか。
ライブドアの元CTOだかの肩書きなしで
ご自身のブログをやっているのなら、
文句を言うこともないんでしょうけど。
ITブログの船場吉兆とでも例えられそうな感じです。
どうして価値観のわかる池田氏が読んでいたのかさっぱり分かりませんでしたが、コメントを見てやっと理解。
肩書きと老舗ということで惰性で読んでいたのだろう。
それはそうとPHSは未だに使っている。音声通話が最新のauやdocomoよりも数段上の品質の良さ。どうして携帯電話の音質が未だにトランシーバーのような歪んだ音なんだろう。
auなどが音声通話に帯域をちゃんと使ってPHSを越えるのは簡単なのにといつも不思議に思っている。
日本にまともな書評が成立しないのは、前にも書いた音楽批評と同じで、批評家が自立してないからです。かつて某社の「丸谷才一番」の編集者が、「『女ざかり』は最悪の小説だけど、文壇ではだれも絶対けなさない。丸谷先生の力を知っているから」と言っていました。マスメディアの書評がそういう構造になっているんだから、ブログぐらい客観的な批評をしないと。
しかし彼らのいう「マイクロセル」の優位性はISDNという既存網に依存することで成立しているので、新たにコアネットワークを敷設するとなると、そのコスト優位性はなくなります。またWiMAXのような実績もなく、大規模に運用できる保証もない。
こんな正体不明の技術が最初から2.5GHz帯で「指定席」だったのは、京セラの稲盛氏との関係で、菅前総務相が「日の丸技術として世界に展開する」という方針で決めたからだそうです。
しかし中国で「小霊通」が急伸していたのは昔の話。あれは携帯への進出を禁じられていた中国電信が「固定電話の補助端末」と称して売るためのもので、今は本物の携帯に置き換えられて台数は急減し、京セラも中国から撤退しました。
こんなことをやっていたら、ただでさえ遅れている日本の携帯業界は、総務省のおかげで壊滅するでしょう。
> ブログぐらい客観的な批評をしないと。
残念ながら日本のブログ(海外のブログは購読していませんけど)では,アニメなどの感想ですら批判的なことを書くことをためらう人が多いですね.熱狂的なファンが怖いのか,そういう「空気」なのかはわかりませんが…
池田先生のような姿勢で批評を書く人がもっと増えれば日本の様々なメディアにおける批評も健全化してくれるはず.(個人的にはamazonのレビューが何とかマシになって欲しいのですが,そのレベルの問題じゃないか)
だから毎週送ってもらって悪いけど、ダイヤモンドはほとんど読まない。読むところがない。毎週読むのはEconomist(電子版)だけですが、こっちは newspaperだから、その週に世界で何が起こったかが一覧でき、記事の質も高い。たまに載るSurveyは、本1冊ぐらいの内容のある特集記事で、世界のリーダーに影響を与えます。
まぁ120万部のEconomistと、その1割程度の日本のビジネス誌を比べるのは酷だけど、週刊東洋経済には高橋亀吉以来の伝統があって、ジャーナリズムが健在です。この前の「セカンドライフ」特集は、いけてなかったけどね(笑)
>という特集は、自社の本のキャンペーンで、
最近、テレビでも、昼の1時間を使って夜の連続ドラマの番宣をしてるのがやたら目につきますが、あれと同じ現象ですね(笑)。
やはりEconomistがオススメですか。
英語誌はBusinessweekしか読んでおらず、しかも最近は雑誌に掲載された記事がブログでも読めるようになっているので、なんかほかにないかなと思っていたのですが、Economistは普通過ぎるかなと思って避けてました。
ちょっと試してみます。
ネットに押しまくられ、まともに広告が入りません。
20万部30万部の雑誌でさえそんな状況です。
>>この記事はまるでPR記事かと思うほど一方的な
値段をつけて売られている雑誌の多くも、
フリーペーパーでよく使われる手法
「いっけん記事のように見える広告」を載せ始めました。
(タイアップ広告とも違う、騙し的な記事)
>>毎週『週刊ダイヤモンド』の広告を読まされるのはごめん
死に際の雑誌業界が断末魔の叫び声をあげているのが聞こえますか?
なんにしろ雑誌記事よりAmazonのレビューのほうが面白い世の中です。
誰が悪いか?
情報が無料で手に入る事を常識にしてしまったインターネットそのものだと思います。
今回の特集のねらいは、以下の戦略があったのでしょう。あくまでこれは、私が考えたことで、編集部の公式見解ではありませんので、文責は勝間にあります。
・読者層の高年齢化。若年層は雑誌離れがひどく、週刊ダイヤモンドも中心年齢層が40-50代になっています。
・広告収入の漸減。いま、雑誌で広告収入が増えているところはほとんどないのではないでしょうか?
・週刊ダイヤモンドを手に取る習慣がない、20-30代に手にとってほしい。
(実際、今回の特集をきっかけに、定期購読に至った読者もいました)
・1週間だけではなく、その後もロングで売れるかどうかテストマーケティングをしたい。
(これはこれからしばらく、実験中です)
したがって、仮想敵は当然、インターネットですから、逆にインターネットに親和性がある特集を持ってきたところがある意味、象徴的だと思います。
どんな雑誌も、成長は必要なので、今回の特集は「自社マーケティング」の色彩が強かったと見えてしまったのは残念ですが、上記のねらいを達成するための題材だったと思います。
だからこそ、私がウェブで本を売る仕組みや、今回のおまけとしてMP3のダウンロードなど、さまざまなしかけも組んでいます。
そして実は、今回の企画が池田さんのような良識派から批判が出るであろうことも、覚悟の上で行っています。それくらいの気概がないと、新しいことはできないという制作側の危機感です。
もちろん、新しいことがいいこととは限りませんし、それで雑誌の中立性を損なっていいということではないことも理解をしています。
しかし、目的が「売らんかな」第一主義ではなかったということをご理解いただければ幸いです。
私はインターネットと出版については、対立構造ではなく、互助構造になって、どちらも伸びていくのが理想だと思っています。
実際、アマゾンでの上位売上では、私がグーグル化の書籍やブログなどで紹介したものが多数含まれており、まだまだ、若年層ももっともっと本を買いたい、だけれども、機会がないだけだと思っています。
まだまだ、工夫次第で伸びる余地は大きいので、いろいろな批判もあろうかと思いますが、できることはやっていきいたと考えていますので、これからもよろしくお願いします。
2、3年前の弾さんは文体・発想がユニークで面白かったけれど、最近とみに読む気しなくなっていたもんで。
今回の勝間さんのコメントには疑問符が沢山つきますね。別に活字の世界とインターネットの世界が共存する必要なんて、誰が決めるんですかね。それぞれがマーケットで頑張りユーザが選択するだけのことであり、それを意図的に誘導しようとする勝間さんってどういう立場の方なんだろうと・・・
出版不況が言われたのは15年ほど前からで、その頃から前年比減が話題になっていたことです。その当時は恐怖感がありましたが、インターネットそのものの力は微弱な存在でしたよ。
インターネットによる影響が来る前に自滅したのが出版業界であり、見切りをつけた人たちがインターネットを選択しただけのことです。
だから、共存なんていう発想そのものが、まったくナンセンス(笑)
>WILLCOM|PHS高度化通信規格「W-OAM」の高速化について:
http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2007/01/22/index_03.html
>(前略)2007年度以降、順次PHSの基地局回線を大容量通信の光IP化することにより(後略)
池田ブログは電車の中で携帯電話で毎日読んでいます。だから昔なら週刊誌を買っていたのが今は無料で池田ブログを読む。確実に雑誌や本への出費は減っています。
おっしゃるとおり、出版とネットの共存に必然性はないので、ユーザーか決めるということに賛成です。ただ、私はネットにも本にもとても助けられてきたので、その文化をどちらも残したい、という意思表示ですね。
そして、出版不況については、私のような著者も努力が必要だし、マーケティングが必要だということを痛感しています。
何事も、すべてはユーザーと送り手の相互作用ですから。イチゼロではないので、それぞれの媒体を好む人がいる限りにおいては、共存していくと思います。
共存はしますが両者が共栄していくかどうかは、特に旧メディア側の自助努力が必要だと思っていますので、そこを応援したいと思っています。
なので、意図的といえば意図的にこれからも、ネットと出版の融合への試みはやり続けると思います。あくまで応援団だと解釈ください。そして、市場がそれに異を唱えれば、それはそれでマーケットのおもしろさです。
今のところ、各種実験マーケティングはいろいろな評価もあると思いますが、ある程度は成果を残せているのではないかと思います。
(今、アマゾンで和書上位25の本のうち、1,4,11,17,23位の5冊は私の本です。また、上位100冊の中で、本で紹介したものも多数含まれています。)
私は7つの習慣でいうところの「影響の輪」を広げることにちゅうちょがないタイプなので、傲慢に見えるところがあると思いますが、その点はなるべく気をつけていきたいと思いますので、ご容赦ください。
これ以上いうと大人げないのでやめておきますが(笑)、FACTベースで反論しておきます。
化石、といわれて気持ちがいい人は世の中にはいないと思いますので。
私の2000年から2007年にかけての主たるビジネスは携帯電話関連ビジネスのコンサルティング、マーケティング、及び株式評価です。
いろいろと、私が昔考えた携帯の各種サービスはいま、インプリされて立ち上がっています。したがって、携帯インターネットの未来も、限界も、かなり詳しく見てきたつもりです。
それをご存じの上でのご意見でしたら、甘んじて受けたいと思います。
いずれにしても、複数の意見があることがすべての物事において健全性を保つと思いますので、私の意見はあくまで、私のスタンスだということでご理解ください。
それがzeronemaxさんの見解と合わなかったら合わなかったでいいじゃないですか。数年後、あるいは数十年後に、どうなるかわかりますよ。
最も、そのときには私も「いや、やっぱり情報源は携帯ネットが一番」なんて鞍替えしているかもしれませんけれどもね!!
昔なら電車の中では半分以上は新聞、雑誌、文庫本を読んでいました。
今は8割以上が携帯を見ています。もちろんゲームをしていたりメールをしていたりワンセグをしている方々が多いのですが、確実に携帯コンテンツを利用している人が少なからずいます。
私も昔は寝ながら本や雑誌を見るのが癖で、それが無いと寝れないタイプでしたが、最近は携帯を閲覧しながら寝るようになってきています。活字だと電気を消さないといけませんが、携帯だとそのまま寝てしまえるという便利さもあります。
この流れはここ数年ではなくここ1年弱の動きです。
特に池田ブログのような読めるコンテンツの存在があります。そしてブログは携帯対応が完了していますので、流れは加速されるように思えます。
PCの時代なら活字にも期待できる余地があったとは思いますが、携帯主流になると少なくとも電車の中と布団の中では確実に中身の良し悪し次第の選択になっていると思います。というよりも週刊誌は資源を浪費しますが携帯コンテンツは少なくとも森林資源を浪費しないことから、よっぽどのことがない限り、巻き返しはないと思います。
ウィルコムはデータ通信では、イーモバイルに完全に負けてます。まだウィルコムの方が通信可能区域が広いでしょうが、それも時間の問題で追い抜かれます。
今春からイーモバイルは音声サービスも始めるそうで、もうウィルコムの出番はないと思います。
光IP化すればいいのは、わかりきってます。でも、それはPHSが普通の携帯電話になるというだけ。PHSの唯一の優位性は、コアネットワークに既存の電話網(ISDN)を使えるので、電話ボックスなどの上に数十万円の基地局を置くだけでいいというコスト効率だったのに、それを放棄したら、基地局の設置効率の悪い携帯電話にすぎない。
それに今どき、実験で20Mbps出たぐらいで「次世代」なんて冗談はやめてほしいですね。EV-DOではすでに73Mbps出ているし、LTEでは173Mbps出ています。たぶんウィルコムも、そういう技術のライセンスを受けるんでしょうが、それはもうPHSとは何の関係もない。
同じ技術なら、今の顧客ベースではとても他のキャリアと勝負にならないから、最終的には、どこかに売るんでしょう。だから「次世代」を宣伝するのは、ヴァリュエーションを上げてexitするためのカーライルの「出口戦略」だ、というのが同業他社の見方です。今度のダイヤモンドのパブ記事も、その一環でしょうね。
しかし「記事」と銘打って広告を読ませるのは、食品偽装と同じです。そんな詐欺的な商売をしないと生き残れないような出版社は、船場吉兆と同じようにつぶれたほうがいい。
宝島も、サブカル雑誌からヘアヌード雑誌からビジネス雑誌へと何度も生まれ変わっているのだから、不可能なことはないと思いますけどね。
ちなみに私は池田さんの大好きな DSL と日夜格闘する現場技術者に過ぎません。私のコメントの内容に光系の話が多いのは、DSL については職務に関わることなので具体的なことを書けないからです。Willcom も NTT も商売敵なので遠慮なく書けるというところをご了解ください。
池田さんの意見を批判する結果になってますが、これは技術的な問題点を指摘するという意図からそうなってしまうわけで、常に反対論者というわけでもないのですが。
ただ、この(IT)業界、技術的変化が激しいので、技術屋でも理解と現実が食い違ってることがしょっちゅうあります。池田さんが聞いたときは正しい説明だったものが、現状と一致してないこともあります(池田さんに説明した専門家がその変化をフォローできていない可能性もある)。
>それを放棄したら、基地局の設置効率の悪い携帯電話にすぎない。
PHS はもともと ISDN のプロトコルを利用してましたので、PHS 依存というのはそういう意味で避難してるのかと読解してました。そんなものはカプセル化して IP に流せば済む話で、技術的には意味のないことです。ただし、設備の更新と言う問題で考えると、技術的に解決できることでも、すぐに投資できないという事情はあるでしょうけど。Willcom にとっては昨年がまさにその設備更新のターニングポイントだったようです。
PHS が公衆電話などの ISDN ノードを利用しているというのは NTT の話で、Willcom などはそれら ISDN ノードを利用するには当然金かかりますので、NTT の電柱しか選択肢がない場合を除いて、普通の携帯基地局と同じようにビル屋上や独立柱などを利用してたように聞いています(もちろんマイクロセルなので数が多いですが)。
これが、例えば、Techmemeのように該当エントリに、「Techmeme Sponsor Posts」のように明記されていれば、フィードの購読者は該当エントリを読むかどうかをタイトルだけで判断できるので問題は少ないのですが、そのような注記を書かずに内容が広告とほとんど変わらなければ、購読者に「邪悪(evil)」と判断されても仕方ないでしょう。
池田さんのお目に適う、RSSリーダーに登録しているという残り4つ、よろしければご教示ください。
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