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米海兵隊員 少女暴行で逮捕

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この事件は、沖縄のアメリカ軍基地キャンプ・コートニーに所属する海兵隊員の2等軍曹、タイロン・ハドナット容疑者(38)が、10日午後10時半すぎ、沖縄県北谷町の路上に止めた車の中で14歳の女子中学生に乱暴したとして、11日未明に警察に逮捕されたものです。警察のこれまでの調べによりますと、ハドナット容疑者は、10日午後8時半ごろ、沖縄市で友人と3人で歩いていた少女に声をかけてバイクで連れ出し、いったんハドナット容疑者の自宅まで連れて行ったあと、車に乗せ換えて北谷町に向かったということです。警察の調べに対し、ハドナット容疑者は「少女を押し倒してキスしようとしただけだ」と供述し、容疑を否認しているということです。警察は、ハドナット容疑者の車を詳しく調べるなど、容疑の裏付けを進めることにしています。この事件に関連して、高村外務大臣は、11日午前、NHKの取材に対し、政府としてアメリカ側に遺憾の意を伝えるとともに、再発防止に全力を尽くすよう申し入れたことを明らかにしました。この中で、高村外務大臣は、「事件は、きわめて遺憾なことで、日本側で法と証拠に基づいて、きっちり対応する」と述べました。そのうえで「外務省の北米局長からアメリカ側に対して、綱紀粛正と、二度とこうしたことが起きないよう申し入れた。国民感情からみて、日米同盟に決してよいことではないので、影響をできるだけ小さく抑えるようにしたい」と述べました。一方、沖縄県の仲井真知事は「女性の人権をじゅうりんする重大な犯罪で、特に被害者が中学生であることを考えれば決して許すことはできず、強い憤りを覚える」と述べ、アメリカ軍などに対して抗議する考えを示しました。また、今回の事件の普天間基地の移設問題への影響については「直接の影響はないと思う」としましたが、「県民感情に悪い影響を与えるのは当然の話だ。人間として、県民として、海兵隊に対して強い憤りを感じるのは自然の流れだ」と述べました。
もどる2月11日 12時49分
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