黒いページ企画27


日本最大のワンクリック詐欺業者

日本最大、凶悪さでは史上最強とも思われる、最大最強のワンクリック詐欺が始まりました。

その名は、「Yahoo!ケータイ」

ソフトバンクは、ボーダフォンがソフトバンクになって以降に発売された機種については全て「Y!」ボタンを装備するようにしました。このボタンは、このボタンをぽんと押すだけでYahoo!ケータイに接続されると言う便利なボタンです。

しかしここに罠がありました。

Yahoo!ケータイに限らず、WEB接続を行うには、S!ベーシックパック(315円/月)が必要です。

従来、このベーシックパックを契約しなかった人は「Y!」ボタンを押しても何も起こりませんでした。

ところが、11月末より、契約していなくてもYahoo!ケータイにつながるようになったのです。

これは、S!ベーシックパックが不要になったと言うこと?


違います。


「Y!」ボタンを押した瞬間にS!ベーシックパックに契約したと見なされるのです。

こんなことは契約時の約款にももちろん書かれていませんし機種毎の説明書にも書かれていません。もちろん、Y!ボタンを押したときそのような警告文が出るわけでもありません。

利用者の同意無くオプションサービスを契約させると言うことです。

そして、この契約は使ったときだけではありません。一旦契約すると、以降一度も使わなくても解約手続きをするまでは永久に毎月課金され続けます。

そして、さらにあくどいことも、ソフトバンクはやっています。

上記手順でS!ベーシックパックを契約すると、それまで毎月発行していた料金明細の発行を止めるのです。

ソフトバンクでは料金明細発行はオプション扱いで、S!ベーシックパックを契約していない人に限り(他に確認する手段が無いため)料金明細を発行していました。それを、S!ベーシックパックが契約されたからと言う理由で発行をしなくするわけです。

しかし、これは欺瞞です。

真相は、S!ベーシックパックに契約してしまい月々の料金が上がってしまったことを気づかせないためでしょう。

月々明細が届けば、その内容を見て、あー話しすぎたかな、とか、この料金はなんだろう、と気にしますが、明細が届かなければそんな確認はしません。しかも、元々紙の明細をとっていた人はネットでの明細チェックをわざわざしないでしょう。そして、口座から料金が引き落とされても、315円の増加分は引き落とし金額からは読み取れません。

そして、2〜3ヶ月たってから「そう言えば明細が届かないな」と思って問い合わせてみてようやく気づくのです。もしかすると、明細が届かなくてもずっと放りっぱなしかもしれません。

そして、ソフトバンクは全く使ってもいないS!ベーシックパックの基本料金を取り続けるのです。

これを詐欺と言わずしてなんというのでしょう。

簡単な試算をしてみますと、この詐欺行為により、ソフトバンクは年間25億円もの増収を見込むことができます。ちょっとした中堅企業一社分です。

ソフトバンクを除く日本最大のワンクリック詐欺業者でもこれほど稼いでいる所は無いでしょう。

単なる嘘つきからペテン師、詐欺まがい、そして正真正銘の詐欺へと華麗に進化するソフトバンク。

ユーザだけでなく、何も知らずに働いている販売店の人たちもかわいそうですね。

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