小麦など穀物 記録的高値続く
このうち東京穀物商品取引所では今月8日、とうもろこしの先物価格が1トンあたり3万6880円と、取り引き開始以来の最高値を更新しました。とうもろこしは、シカゴ商品取引所でもおよそ11年ぶりの高値の水準となっています。またシカゴ商品取引所では先週、小麦の先物価格が、取引単位となっているおよそ27キロにあたる1ブッシェルの価格が10ドルの大台を初めて突破し、大豆の先物価格とともに、取り引き開始以来の最高値を更新しました。穀物価格の高騰が続く背景には、中国やインドなどの新興国で需要が増えていることに加え、バイオ燃料という新たな需要が伸びていること、さらに投機的な資金の流入が続いていることがあり、穀物価格の上昇が食料品などのさらなる値上がりにつながることが懸念されます。 |
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