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最終更新:2008年2月11日(月) 13時3分

悪夢再び、13年前にも米兵が少女暴行

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 沖縄県では13年前にも、少女がアメリカ海兵隊員に暴行される事件が発生し、全県的な反基地闘争へと広がりました。

 13年前の1995年、沖縄に駐留する海兵隊員3人が少女に暴行する事件が発生しました。この事件を契機に、基地に対する県民の反発が広がりました。

 超党派での大規模な県民大会が開かれ、日本に駐留するアメリカ兵の権利などを守る日米地位協定の抜本的な見直しや、基地の整理縮小を求める動きが高まりました。

 こうした沖縄側の反発を受けて、殺人や暴行など凶悪な事件に関しては、起訴前であっても、日本側がアメリカ兵の身柄を拘束できるという日米合意が交わされるなど、両政府を巻き込む状況となりました。

 今回の事件を受けて、地元では怒りの声が相次いでいます。

 「綱紀粛正とか何とか言いつつも、また繰り返していると言う事は、本当にはらわた煮えくり返るという感じ」(男性)
 「言葉では言えないくらい怒りを感じています」(女性)
 「やっぱり米軍基地をある程度減らすようにしてもらえれば」(女性)
 「夜、出歩けないですね、あまり。ちょっと危ないですね」(女性)

 「本当にこれからという子どもがこういう目にあうという事はですね、許されない。絶対に私は許されないと思うし、憤りしか感じないです」(東門 沖縄市長)

 沖縄県の仲井真知事も、今回の事件を受けて怒りの声を上げており、再び起こった暴行事件に、基地そのものへの反発の声が高まりそうです。(11日11:33)