リコール前の事故情報 公開へ
車のリコール制度で国土交通省は、これまで車の不具合が原因とみられる事故やトラブルであっても、メーカーがリコールを届け出るまでは情報を公開してきませんでした。しかし、三菱自動車のリコール隠し事件などをきっかけに、消費者の間から車の安全性にかかわる情報の公開を求める声が高まっていることから、国土交通省は、来年度からリコールを待たずに速やかに情報を公開する方針を決めました。具体的には、車の不具合が原因と疑われる事故や火災の情報を車種名や型式とともにホームページ上で公開します。国土交通省では、公開される情報が年間およそ1800件に上るとみています。また、カーナビゲーションやカーオーディオなど、付属品の不具合についても、メーカーから情報を収集してあわせて公開する方針で、国土交通省では今後、消費者にわかりやすい公開方法を検討していくことにしています。 |
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