道州制の推進をテーマにした「道州制講演会in佐世保」が10日、佐世保市三浦町のアルカスSASEBOであり、元総務相の竹中平蔵慶応大教授が講演で「地方を豊かにするためには、道州制を実現させ、中央に偏った権限を現場に移すことが必要だ」と訴えた。
九州・沖縄8県の全市長で構成する九州市長会と県市町村振興協会(理事長・一瀬政太波佐見町長)が主催。九州市長会は九州・沖縄8県を1つにまとめる「九州府」構想を打ち出しており、道州制導入の必要性や意義について理解を広めるため今回の講演会を企画した。
講演会には約1000人が参加。竹中教授は「地方経済が低迷しているのは、日本が国際競争に負けていることが原因だ」などと述べ、道州制導入で地方分権を推進することで競争力が高まり、地方経済も活性化すると強調した。
=2008/02/11付 西日本新聞朝刊=
九州・沖縄8県の全市長で構成する九州市長会と県市町村振興協会(理事長・一瀬政太波佐見町長)が主催。九州市長会は九州・沖縄8県を1つにまとめる「九州府」構想を打ち出しており、道州制導入の必要性や意義について理解を広めるため今回の講演会を企画した。
講演会には約1000人が参加。竹中教授は「地方経済が低迷しているのは、日本が国際競争に負けていることが原因だ」などと述べ、道州制導入で地方分権を推進することで競争力が高まり、地方経済も活性化すると強調した。
=2008/02/11付 西日本新聞朝刊=