“覚せい剤をたびたび購入”
この事件で、滝川市の元暴力団員、片倉勝彦容疑者(42)とひとみ容疑者(37)の夫婦2人は、生活保護を受けている人が病院に通うときに支払われる介護タクシー代など、あわせて2億400万円の生活保護費を滝川市からだまし取ったとして、札幌市のタクシー会社の幹部、板倉信博容疑者(57)らとともに9日逮捕されました。警察の調べによりますと、この夫婦は、おととし3月に生活保護の認定を受けたあと、「90キロ離れた札幌の病院に毎日通う必要がある」と言ってうそのタクシー代を請求し、多いときでひと月に2000万円近いタクシー代を滝川市から受け取っていました。受け取った金は架空のタクシー代の請求書を作成した板倉容疑者と分け合い、夫婦は1年で7500万円の不正な利益を得ていたということです。夫婦はこの金の一部をススキノでの遊興費などに使っていたほか、覚せい剤もたびたび購入していたということで、警察は、巨額の生活保護費をだまし取った詳しい手口をさらに解明することにしています。 |
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