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韓国の首都ソウル(Seoul)から南45キロの水原(Suwon)の空軍基地で北朝鮮から亡命してきたMIG19戦闘機の警備に当たる韓国兵(1996年5月23日撮影)。(c)AFP
【2月10日 AFP】韓国の聯合ニュース(Yonhap)は10日、北朝鮮での軍事演習が増加しており、核問題を巡る6か国協議で提供された石油が軍事目的に転用されている可能性があると報じた。
韓国軍関係者によると、前年までの演習では燃料を必要としない砲撃などが中心だったのに比べ、今年は戦闘機や装甲車両などが使用されている。この関係者はこの変化を燃料供給状況の「改善」によるものと指摘した。
一方聯合ニュースは、北朝鮮が提供された燃料や韓国との貿易による利益を軍事目的に転用しているかどうかについて、米国と韓国の情報機関が調査を進めていると報じた。
前年の6か国協議の合意により、北朝鮮は核施設の無能力化と核計画申告の見返りとして重油100万トン相当の支援を受けることになっている。(c)AFP
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