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小中学生の41.7%が毎日PCを利用、IDC Japan調査

2005年4月1日

IDC Japanは3月31日、パソコンを所有する家庭を対象に、小学校高学年から中学生まで(10〜15歳)の子供のパソコン利用状況についてアンケート調査した結果を発表した。


子供がどの位の頻度でパソコンを利用するかを尋ねたところ、「毎日利用する」とした回答が全体の41.7%を占め、最も多かった。このほかの回答では「週に5〜6回」(16.6%)、「週に3〜4回」(18.4%)、「週に1〜2回」(17.8%)などが横並びで、「週に1回以下」とした回答は5.4%だった。


子供に自分専用のパソコンを与えているかという質問に対しては、与えているとした回答が11.8%にとどまった。一方、親とパソコンを共用しているとした回答は78.2%、兄弟姉妹と共用しているは9.8%で、8割強の家庭で、子供がパソコンを家族と共用していることが分かった。


また全体の傾向として、パソコン利用開始年齢の若年化が進んでいるという。現在15歳の子供は、5歳以前にパソコンを利用した経験がないのに対し、現在10歳の子供は、25.8%が5歳以前に利用していることが分かった。


早い年齢から頻繁にパソコンを利用する新しいユーザーが登場したことで、家庭内では、いつも誰かがパソコンを利用している、といった状況が増えているという。


IDC Japanでは今後、利用したいときにパソコンを利用できないなどの不便さから、一世帯で複数台を保有する必要性が高まり、買い増しが進む可能性があると分析している。


調査は2004年12月から2005年1月にかけて2度に分けて実施。1次調査で1039、2次調査で331の有効回答を得た。


■関連情報
・IDC JapanのWebサイト http://www.idcjapan.co.jp/

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