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「いろんな働き方ある」結婚、出産した女性医師の離職防止と復職支援のため、プログラム「女性を生かすキャリア支援計画」を始めた岡山大の医療教育統合開発センターは、趣旨に賛同する医師や医学部生らで、応援団体「岡山MUSCAT(マスカット)」を発足させた。同大で開いたミーティングで、育児をしながら大学で研究を続けている内科の女性医師2人が体験を語り、学生ら約40人が耳を傾けた。 初めに、センターの片岡仁美助教(35)が、岡山大病院では復帰する女性医師のために、当直や緊急呼び出しを免除する採用枠を当初5人設け、結局応募した6人全員が4月から働き始めることを紹介した。 続いて体験を説明した同大の内科医川畑智子さん(34)は、長女(3)と長男(1)を保育園に預けながら同大で研究。「現在は仕事と育児を両立する準備期間。大学には一般病院よりも選択肢があり、研究したり、専門医の資格を習得したりしながら育児ができる。病院の外来で手伝いをすれば、復帰のトレーニングにもなる」と話した。 同じくセンター勤務医の渡辺直美さん(34)は、福山市の病院に勤務する夫と別居し、岡山市内の実家で1歳の長男を育てながら研究。「子どもが3歳くらいになるまでずっと休むと、空白が長い。研究を続けながら、医師として次のステップへの準備期間にするなど、いろんな働き方がある」と説明した。 参加した同大医学部3年中村文子さん(29)は「こういう制度が出来て良かった。先生が事情を理解し、応援してくれる診療科へ進みたい」と話した。 (2008年2月10日 読売新聞)
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