YOMIURI ONLINE
現在位置は
です

本文です

石室の大きさに感嘆、奈良・真弓鑵子塚古墳で見学会

 石室が国内最大級と判明した奈良県明日香村の真弓鑵子(かんす)塚古墳(6世紀中ごろ)で9日、現地見学会が開かれた。雪の中、訪れた考古学ファンらが、約400個の石でドーム状に組まれた石室に入り、その大きさに息をのんだ=写真。

 早朝から大勢の人が詰めかけたため、約40分繰り上げて開始。古墳の周囲には長い列ができ、見学者は20人ずつに分かれて、約28平方メートル、高さ4・7メートルの石室内を順番に通り抜けた。

 村は古墳の国史跡の指定を目指しており、横浜市旭区、無職河野信一さん(83)は「想像以上の立派な石室。見事な石組みで、今後も見学できるようにして」と期待していた。

2008年2月9日  読売新聞)

 関西発  ニュース一覧

現在位置は
です