検査の対象になるのは、中国で製造や包装が行われている「春雨」や「むきぐり」、主な原料が中国産で日本で製造している「メンマ」や「はちみつ」などあわせて２６５品目の製品です。一連の事件で混入が確認された殺虫剤の成分「メタミドホス」と「ジクロルボス」が含まれていないかどうか調べることにしています。また、製造と包装がいずれも中国で行われている製品については、今月中にも製造工場で点検するほか、次の生産時には日本の担当者が立ち会うことにしています。一方、冷凍食品の製造会社など７６０社余りが加盟する「日本冷凍食品協会」も今後、中国での生産にあたっては、専門の知識を持つ社員が安全性や品質の管理を定期的に行うことや、毒物や劇物の管理基準を作ることなどを各企業に要望しました。