救急医療体制
2008年 01月 04日
年末も年始も・・・・患者さんの受け入れ拒否
救急病院と謳っているにも拘らず
空きベッドが無いとか担当医が不在とかで・・・・
もちろん病院側にも言い分はあるでしょうが
まずは救急隊が1分1秒でも速く・・・っと電話しているのですから
受け入れるぐらいの気持ちを持っていただきたいと思います。
阪神大震災規模の災害の場合でも同じ返答をするのでしょうか?
「医は仁術」と昔は言われていたと・・・現場は心を失ったのでしょうか。
まずは地域の病院間のコーディネーターが必要なのではないでしょうか。
結果を恐れていては何も解決しません
まず行動を起こしてください、お願いいたします。
救急病院と謳っているにも拘らず
空きベッドが無いとか担当医が不在とかで・・・・
もちろん病院側にも言い分はあるでしょうが
まずは救急隊が1分1秒でも速く・・・っと電話しているのですから
受け入れるぐらいの気持ちを持っていただきたいと思います。
阪神大震災規模の災害の場合でも同じ返答をするのでしょうか?
「医は仁術」と昔は言われていたと・・・現場は心を失ったのでしょうか。
まずは地域の病院間のコーディネーターが必要なのではないでしょうか。
結果を恐れていては何も解決しません
まず行動を起こしてください、お願いいたします。
by atsuo1951 | 2008-01-04 08:26 | オッサンのつぶやき | Trackback | Comments(13)
急患が来たからといって、従来の三倍速で手術が出来る訳でもないし、二人同時に手術…なんて出来る訳がない。
分身の術で医師や看護士の人数が増える訳でもない。
飲まず食わず、睡眠も全く取らず…で治療が出来る訳でもない。
そんな中で、自分たちの許容量を越えた患者が来てしまったら、泣く泣く断らざるを得ないのが現状でしょう。
今一生懸命で治療している患者を放り出す訳にもいかないですし、治療出来ない状態の病院に急患を置いておいても、状態は悪化する一方ですし。
これは「たらい回し」でも「受け入れ拒否」でもなく「受け入れ不能」なんですよ。
専門の知識や技術を身につけているとはいっても、医師や看護士はスーパーマンじゃありません。
医者を機械か何かと勘違いなさってませんか?
今、この国で起きている「医療崩壊」の現実をもっと勉強して下さい。
「医療崩壊元年」で検索したら、限界ギリギリの状態にある、この国の医療に関する文章が山ほど見れますから。
分身の術で医師や看護士の人数が増える訳でもない。
飲まず食わず、睡眠も全く取らず…で治療が出来る訳でもない。
そんな中で、自分たちの許容量を越えた患者が来てしまったら、泣く泣く断らざるを得ないのが現状でしょう。
今一生懸命で治療している患者を放り出す訳にもいかないですし、治療出来ない状態の病院に急患を置いておいても、状態は悪化する一方ですし。
これは「たらい回し」でも「受け入れ拒否」でもなく「受け入れ不能」なんですよ。
専門の知識や技術を身につけているとはいっても、医師や看護士はスーパーマンじゃありません。
医者を機械か何かと勘違いなさってませんか?
今、この国で起きている「医療崩壊」の現実をもっと勉強して下さい。
「医療崩壊元年」で検索したら、限界ギリギリの状態にある、この国の医療に関する文章が山ほど見れますから。
今年は、この件のような「受け入れ不能」による悲劇が、何度も起きるでしょう。
「受け入れ不能」の病院が40件や50件…なんて数字も珍しくなくなるでしょう。
この件を扱ったのブログを色々と見ていて「急患を受け入れられないんだったら、救急の看板を外せよ」という人がいましたが、その人の言うとおり、救急医療に携わる人間や、救急病棟自体が消えてしまっても不思議ではないでしょう。
「今までのの教訓は生かされなかったのか」などと言う人も出るでしょうが、「この仕事は、過労死するほど働いても報われない。だから辞めたほうがいい」という教訓はバッチリ生かされ、医師や病院が次々と消えていくでしょう。
マスコミの「たらい回し」報道の影で、過酷な現場に耐えられなくなった医療従事者が、過労死、過労自殺していく。
医師が消える。看護士が消える。病院が消える…。
そして、それが「受け入れ不能」状態に拍車をかける…。
その位、今の日本の医療は危機にあるんですよ。
もう「努力」とか「根性」とか「モラル」とか「正義感」とか「プライド」などでは、どうにもならない所まで来ているんです。
「受け入れ不能」の病院が40件や50件…なんて数字も珍しくなくなるでしょう。
この件を扱ったのブログを色々と見ていて「急患を受け入れられないんだったら、救急の看板を外せよ」という人がいましたが、その人の言うとおり、救急医療に携わる人間や、救急病棟自体が消えてしまっても不思議ではないでしょう。
「今までのの教訓は生かされなかったのか」などと言う人も出るでしょうが、「この仕事は、過労死するほど働いても報われない。だから辞めたほうがいい」という教訓はバッチリ生かされ、医師や病院が次々と消えていくでしょう。
マスコミの「たらい回し」報道の影で、過酷な現場に耐えられなくなった医療従事者が、過労死、過労自殺していく。
医師が消える。看護士が消える。病院が消える…。
そして、それが「受け入れ不能」状態に拍車をかける…。
その位、今の日本の医療は危機にあるんですよ。
もう「努力」とか「根性」とか「モラル」とか「正義感」とか「プライド」などでは、どうにもならない所まで来ているんです。
国の医療報酬の政策により、常にベッドを満床状態にしないと赤字になってしまうような経営状況を強いられ。
昼働いた医師・看護師が、そのまま夜間の医療に当たり(警察や消防署なら「交代制」って物があるのでしょうが、今の医療現場では、人員がいないために、昼働いた人間が、労働基準法違反で、ボランティアで夜勤するしかない状態)。
「コンビニのように夜間に来る軽症患者」「診療費を払わない患者」「野良妊婦」「モンスターペイシェント」などの「手のかかる患者」によって、限られた時間・金銭・設備・人員・体力・気力を無駄に割かれ。
「医療の限界」と「医療ミス」を混同したような「トンデモ判決」によって、正当な医療行為が「犯罪」とされ、それが医療従事者を縛り。
昼働いた医師・看護師が、そのまま夜間の医療に当たり(警察や消防署なら「交代制」って物があるのでしょうが、今の医療現場では、人員がいないために、昼働いた人間が、労働基準法違反で、ボランティアで夜勤するしかない状態)。
「コンビニのように夜間に来る軽症患者」「診療費を払わない患者」「野良妊婦」「モンスターペイシェント」などの「手のかかる患者」によって、限られた時間・金銭・設備・人員・体力・気力を無駄に割かれ。
「医療の限界」と「医療ミス」を混同したような「トンデモ判決」によって、正当な医療行為が「犯罪」とされ、それが医療従事者を縛り。
そんな中、病院のキャパシティを越えた患者が入ってきて、受け入れることが出来ないと、マスコミに「受け入れ拒否」と書かれ、医療事情を知らない国民に「てめえらの血は何色だ」だとか「人命より金儲けのほうが大事なんだろ」などと罵られ…。
キャパシティを越えた状態なのに無理をして受け入れ、その結果として患者が亡くなった場合「医療ミスだ」「人殺し」と罵られ、医師が逮捕され、多額の賠償金を請求され…。
それだけ過酷な状況なんですよ…今の医療現場は…。
自分、3級の精神障害者で、精神科、デイケア、内科…と、常に病院と関わっているので、医師や看護師、その他の方々の一生懸命になっている様子を目にしています。
過酷な現場で、一生懸命頑張っている医療従事者の方々には、本当に感謝しています。
こういう中で、さも、殆どの医者が「金儲けに走ってる」「義務を忘れている」かのような書き方をされているのを見ると、激しく怒りを覚えます。
キャパシティを越えた状態なのに無理をして受け入れ、その結果として患者が亡くなった場合「医療ミスだ」「人殺し」と罵られ、医師が逮捕され、多額の賠償金を請求され…。
それだけ過酷な状況なんですよ…今の医療現場は…。
自分、3級の精神障害者で、精神科、デイケア、内科…と、常に病院と関わっているので、医師や看護師、その他の方々の一生懸命になっている様子を目にしています。
過酷な現場で、一生懸命頑張っている医療従事者の方々には、本当に感謝しています。
こういう中で、さも、殆どの医者が「金儲けに走ってる」「義務を忘れている」かのような書き方をされているのを見ると、激しく怒りを覚えます。
>阪神大震災規模の災害の場合でも同じ返答をするのでしょうか?
重箱の隅をつつくようですが。
もっとひどい返答になると思われます。
「その方は黒タグですから連れてこないでください。こちらは助かる可能性のある患者の診療で手一杯です」
それとも「病院に連れてきてもらえた」という精神的自己満足だけのために、病院の他の患者に迷惑をかけろとおっしゃるのですか?
重箱の隅をつつくようですが。
もっとひどい返答になると思われます。
「その方は黒タグですから連れてこないでください。こちらは助かる可能性のある患者の診療で手一杯です」
それとも「病院に連れてきてもらえた」という精神的自己満足だけのために、病院の他の患者に迷惑をかけろとおっしゃるのですか?
いきなり「黒タグ」といっても分からないと思いますよ。大災害により多数の患者が生じた場合はトリアージ(選別)を行います。その結果がタグで、タグには青、黄、赤、黒があります。青タグは生死に関わらない人で、治療は後回しになります。黒タグは治療をしても助かる可能性が無い人で、きつい言い方になりますが見捨てます。
ブログ主様、今の日本の医療は、批判をすればするほど崩壊しますよ。
だから、無責任な記事を書かないで下さい。
私は日常的に医療が必要な患者です。
あなたのように、無知のまま、記事にされると迷惑千万です。
お願いだから、社会問題を書く時は、勉強して下さい。
医療従事者に対して、失礼ですよ。
だから、無責任な記事を書かないで下さい。
私は日常的に医療が必要な患者です。
あなたのように、無知のまま、記事にされると迷惑千万です。
お願いだから、社会問題を書く時は、勉強して下さい。
医療従事者に対して、失礼ですよ。
医療は『心』だけで行われているわけではありません。
我々は『科学的根拠』に基づいて、治療をします。医療の進歩に伴って、専門性も求められるようになりました。
一昔前なら、多発外傷はどうせ助からないから、内科医でも受け入れたと思いますが、整形外科医などの外科医の当直している病院へ搬送されたほうが、助かる可能性が高いのであれば、内科医は『整形外科の病院へ搬送されてはどうですか?』と、答えるのは当然だと思います。
自分のことだと思って考えてみてください。
ブログ主様が、交通事故に遭われたとします。
心意気のある内科医の診察を受けた結果後遺症が残るのと、
整形外科医のもとへ搬送されて、適切な治療を受けるのと、どちらがいいですか?
お答えいただきたいと思います。
残念ながら、複数科の医師が当直している病院は少ないと思います。ひとえに、国の医療費抑制政策の結果です。
医療者の『心』では、何も変わりません。
何も知らないで、医療者を批判するのはやめてください。
非常に不快です。
我々は『科学的根拠』に基づいて、治療をします。医療の進歩に伴って、専門性も求められるようになりました。
一昔前なら、多発外傷はどうせ助からないから、内科医でも受け入れたと思いますが、整形外科医などの外科医の当直している病院へ搬送されたほうが、助かる可能性が高いのであれば、内科医は『整形外科の病院へ搬送されてはどうですか?』と、答えるのは当然だと思います。
自分のことだと思って考えてみてください。
ブログ主様が、交通事故に遭われたとします。
心意気のある内科医の診察を受けた結果後遺症が残るのと、
整形外科医のもとへ搬送されて、適切な治療を受けるのと、どちらがいいですか?
お答えいただきたいと思います。
残念ながら、複数科の医師が当直している病院は少ないと思います。ひとえに、国の医療費抑制政策の結果です。
医療者の『心』では、何も変わりません。
何も知らないで、医療者を批判するのはやめてください。
非常に不快です。
貴方達の「病院叩き」「医師叩き」が着実に実を結んでますね。
中核救急病院、2年で174カ所減 搬送遅れの要因に
http://www.asahi.com/life/update/0113/OSK200801130038.html
地域の救急患者を受け入れる中核的存在の「2次救急病院」が、この2年間で174ヵ所減ったことが、朝日新聞の全国調査でわかった。深刻化する医師不足や経済難が影を落とした結果、減少傾向が加速しており、新たに救急を掲げる病院がある一方、救急の看板を下ろしたのは、2年間で全体の5.6%にあたる235ヵ所に上る。急患の収容先選びが困難になり、搬送遅れが続発するなど市民生活への打撃は大きい。国の医療費抑制政策が救急医療の根幹を揺るがしている実態が、色濃く浮かんだ。(以下略)
中核救急病院、2年で174カ所減 搬送遅れの要因に
http://www.asahi.com/life/update/0113/OSK200801130038.html
地域の救急患者を受け入れる中核的存在の「2次救急病院」が、この2年間で174ヵ所減ったことが、朝日新聞の全国調査でわかった。深刻化する医師不足や経済難が影を落とした結果、減少傾向が加速しており、新たに救急を掲げる病院がある一方、救急の看板を下ろしたのは、2年間で全体の5.6%にあたる235ヵ所に上る。急患の収容先選びが困難になり、搬送遅れが続発するなど市民生活への打撃は大きい。国の医療費抑制政策が救急医療の根幹を揺るがしている実態が、色濃く浮かんだ。(以下略)
救急を標榜している病院であれども、輪番に当たっているのでもない限り救急車を受ける「義務」はありません。
当直医は、病棟の緊急事態(事故など)に備えて泊り込んでいるのです。
外来や救急車を診るのは業務外のことで、あくまで医者の善意によるものです。
むしろ労働基準法違反で、労働基準監督署に院長がしょっ引かれ、廃院になる可能性もあります。
昭和49年には、当時の厚生省が「時間外に来院した患者を診ずに、当番病院に行くよう指示するのは医師法違反・応召義務違反にはあたらない」と通達を出しています。
要するに、夜中に病院行って門前払いくらってもましてや救急車を断られても、文句は言えない。
それでも診てくれる、さらに救急車を受けてくれる医者はいるのです。全て善意です。
翌日睡眠不足でふらふらになって、翌日に予約の入っている患者さんに「医療ミス」をしてしまう可能性があっても、医者は親切心で救急外来をやってくださっているのです。
救急行ったら診てくれる、救急車受けてくれる当直の先生?そんなのはいませんよ。いるのは宿直、病棟専用の先生。
まずは労働基準法から勉強しましょう。
当直医は、病棟の緊急事態(事故など)に備えて泊り込んでいるのです。
外来や救急車を診るのは業務外のことで、あくまで医者の善意によるものです。
むしろ労働基準法違反で、労働基準監督署に院長がしょっ引かれ、廃院になる可能性もあります。
昭和49年には、当時の厚生省が「時間外に来院した患者を診ずに、当番病院に行くよう指示するのは医師法違反・応召義務違反にはあたらない」と通達を出しています。
要するに、夜中に病院行って門前払いくらってもましてや救急車を断られても、文句は言えない。
それでも診てくれる、さらに救急車を受けてくれる医者はいるのです。全て善意です。
翌日睡眠不足でふらふらになって、翌日に予約の入っている患者さんに「医療ミス」をしてしまう可能性があっても、医者は親切心で救急外来をやってくださっているのです。
救急行ったら診てくれる、救急車受けてくれる当直の先生?そんなのはいませんよ。いるのは宿直、病棟専用の先生。
まずは労働基準法から勉強しましょう。
じゃあ、宿直が救急車を診ないのなら誰が診たらいいのか?
それは、「当直」の先生です。でも残念ながら、日本にはほとんどいません。
救急は採算がとれないので、日本のほとんどの病院は「当直」の医者を雇わず、「宿直」の先生を夜間ただ働きさせているのです。
悪いのは現場の医者ではありません。専用の医者を雇わずごまかしている病院経営者です。そしてそれを黙認し、放置してきた厚生労働省です。
ここのところ、わかりましたか。
それは、「当直」の先生です。でも残念ながら、日本にはほとんどいません。
救急は採算がとれないので、日本のほとんどの病院は「当直」の医者を雇わず、「宿直」の先生を夜間ただ働きさせているのです。
悪いのは現場の医者ではありません。専用の医者を雇わずごまかしている病院経営者です。そしてそれを黙認し、放置してきた厚生労働省です。
ここのところ、わかりましたか。
>まず行動を起こしてください、お願いいたします。
行動を起こすべきは一般市民、患者さんの方も同じではないでしょうか。
1.休日・夜間救急病院に行かない
2.よっぽどの生死に関わる状態でなければ救急車をよばない
3.風邪・下痢程度であれば市販の薬で様子をみる
救急外来をする宿直の医者を、くだらないコンビニ外来で疲弊させない。
これだけでも、救急車を受ける余裕はかなり出てきますよ。
行動を起こすべきは一般市民、患者さんの方も同じではないでしょうか。
1.休日・夜間救急病院に行かない
2.よっぽどの生死に関わる状態でなければ救急車をよばない
3.風邪・下痢程度であれば市販の薬で様子をみる
救急外来をする宿直の医者を、くだらないコンビニ外来で疲弊させない。
これだけでも、救急車を受ける余裕はかなり出てきますよ。
夜間に救急患者を診るのは本来は「夜勤」の医師です。。。
「当直」の医師は入院患者の処置のためにいるのです・・・・
「夜勤」は当然のこと「当直」の医師がいる病院すらおそらく皆無でしょうが・・・
「当直」の医師は入院患者の処置のためにいるのです・・・・
「夜勤」は当然のこと「当直」の医師がいる病院すらおそらく皆無でしょうが・・・