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医療危機:打開へ…超党派の国会議員連盟、12日発足

 医師不足による医療崩壊を防ごうと、超党派国会議員による「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」が12日発足する。お産難民や救急医不足などの当面の対策だけでなく、医学部定員の大幅増や医療費引き上げなど、抜本的な解決策にも取り組む考え。国は医療費抑制策を続け、医師の大幅定員増にも否定的だが、見直しを迫る動きだ。今年夏ごろまでに政策提言を目指す。

 参加議員は8日現在で、自民41▽公明9▽民主34▽国民新1▽共産1▽無所属1--の計87人。元厚生労働相の尾辻秀久参院議員(自民)や坂口力衆院議員(公明)も発起人に名を連ね、尾辻氏が会長に就任する予定。

 発足後は、現場の医師を招いての勉強会や現場視察などを実施。4月初旬には大規模なシンポジウムの開催も予定している。

 呼びかけ人の鈴木寛参院議員(民主)は「厚労省だけに頼って解決するのは難しく、省庁間の壁を取り払った横断的な取り組みが必要だ。医師のやる気や情熱が保てるような医療政策を提言したい」と話している。【河内敏康】

毎日新聞 2008年2月9日 22時24分

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