ダサくてもいい
ある方が、長い間資格試験の受験生活で悩んでいるかのようなブログを書かれていました。
偶然それを見た私は、放っておけなくなり、コメントを書きました。
「…私も講師になる前に、人の方法論を聞いて真似して何度も失敗しました。
…私は資格試験を20回以上失敗した経験のある講師です…」
私は、この方の身になって言葉を選んで励ますコメントを書いたつもりでした。
しかし、これに対して、この方は、こんなコメントを返してこられました。
それは、こんなひとことです。
「20回も落ちたんですか!!
それはダサいですね。」
ごめんなさい。
私が勝手に親近感を感じただけだったんですね。
私は、この方のブログを見て、
「バイトの合間に必死で勉強時間を作るさま」
や、
「両親との対立」
さらには
「予備校の講座を受けても全然成果が上がらなかった経験」
など、私がかつて経験したことを思い出しました。
そして、ひとごとのように思えなくなりました。
私は、もうその状況から抜け出しています。
しかしそれは、ただ単に
「きっかけにめぐり合えた幸運」
によるものにすぎません。
ですから、私が得たさまざまな方法論を伝授しようと思ったのに、残念です。
ご存知のように、私は以前、何度かショッキングなメールをもらいました。
ですから、今回はもう、以前のように強烈なショックで悩んだりはしません。
ただ、ひとこと
「残念」
です。
私が、過去のことをわざわざ公開するのは、ものすごい勇気です。
20回も落ちたことを公開することは、本当に恥ずかしいことであり、ダサいことです。
誰だってかっこいい講師になりたいし、頭がいいと思われたいです。
それを、敢えて恥を忍んでコメントしているのです。
私は、この方に対して、別に怒りは感じていません。
しかし、
「受験生として損な受け止め方」
だということだけは感じています。
私は、別にダサい講師でかまいません。
「実績」
と
「受講生からの信頼」
こそが講師の命ですから。
ただ、この方を救うきっかけを作ることのできなかった
「自分の非力さ」
を感じています。
明日は、もっともっと精進ですね。
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始めまして、AMAと申します。ただいま公務員試験の真っ只中です。
この記事を読んで、こんな表現でいいのかわかりませんが、感動しました。
とかく人間は過去の「ださいこと」を無意識に隠しがちになってしまうものだと思います。
私が民間企業を辞めたのも逃げみたいものなのに、労働基準官を目指すってのも、ま「ださいこと」なのかも知れません。
失敗は人生の糧になるはずなのに失敗した過去を認識しないでいるよりは、「ださいこと」を堂々と表現できるほうが十分「かっこいい」生き方だと思いました。(勝手な理解かも知れませんが(;^_^A )
お忙しい中申し訳ありませんが、宜しければ僕にもアドバイス頂けたらな、と思います。
投稿 AMA | 2006年6月 3日 (土) 23時19分
AMAさんへ
はじめまして。
暖かいコメントをありがとうございます。
私は、失敗は全て人生経験であり、必ず次に生かせると信じています。ただ、そこには方法論が必要です。その方にあった方法論さえ見つかれば、合格できるのです。
私は、高校も定時制高校出身です。そして、宅建試験に受かるまで4年近くかかりました。
こんなに試験に弱かった人間が、今では講師をしています。こんな例は、たぶん珍しいでしょう。よかったら、ブログのプロフィールをみてください。今は、毎年新しい資格を取得し、講義も山ほど持っています。
人は、きっかけしだいで変わることができます。AMAさんも、労働基準官の試験をぜひ、頑張ってください。
投稿 きょうちゃんGOGO | 2006年6月 4日 (日) 00時34分
いまいち、きょうちゃんの心の動きが読めないのでコメントします。
きょうちゃんは、なぜ、ダサいと言われたことに対して救えないと感じたのでしょうか?
私なんかだと、「そうなんですよ。ダサいんです、アハハッ」と笑ってしまうのですが。
私がそう捉えてしまうのは真剣味が足りないからなのかな。
それに、ダサくてもかまわないとご自身でいっているにもかかわらず、その人を救えないと思うのは何故なのか分かりません。
本当に基本的なことなのかもしれないのですが分かりません。できたらコメントください。
投稿 はんどこ | 2006年6月 4日 (日) 14時11分
コメントして思ったのですがやはり真剣味が足りないようです。
それとなんとなく分かってきました。
つまりダサいと思われている人からノウハウを伝授したとしてもその人はきっとそのノウハウを価値があるものと認識しないだろう・・・ということなんですね。
そしてそのノウハウを使わないだろうと思える。
違うでしょうか?
そう思えばだいたい、理解できます。
コメントする前に気付けよ<自分
投稿 はんどこ | 2006年6月 4日 (日) 14時23分
はんどこさんへ
はんどこさんは、やっぱり私の思いをしっかり理解してくれています。それだけでもう十分ですよ。私は、はんどこさんに真剣みが足りないとは思いません。
「ダサい」という言葉の中に、「こんなやつのアドバイスなんて聞くもんか」という感想が読み取れるのです。そんな人にノウハウを伝授したとしてもその人はまじめに受け止めてくれないということです。そのノウハウを価値があるものと認識することはないのはもちろん、使うこともないでしょう。
そういうことです。本当に残念ですね。
投稿 きょうちゃんGOGO | 2006年6月 4日 (日) 19時17分