一色紗英、運転中に携帯　反則切符の署名拒否

　女優の一色紗英（３０）が車を運転中、携帯電話で通話したとして、警視庁に交通違反の取り締まりを受けたことが８日、分かった。

　警視庁交通機動隊は反則切符（青切符）を交付した。交通機動隊によると、一色は「電話は相手からかかってきたので、自分は悪くない」として、交通違反の事実を否認。反則切符への署名を拒否したという。

　調べによると、一色は５日午後２時５０分ごろ、東京都渋谷区猿楽町の旧山手通りで、携帯電話で通話をしながら自家用車を運転。同庁第三方面交通機動隊の白バイ隊員が見つけた。

　一色の所属事務所は「言い訳になるが、同乗の子どもがおもちゃにしていた携帯電話を取り上げたところを、電話をしていたように言われたので、今回に限り署名しなかった」と釈明。

　所属事務所によると、一色は過去にもスピード違反や駐車違反を数回繰り返し、免許停止処分を受けている。事務所によると一色は「これを機に二度とお騒がせすることがないように気を付ける」と反省しているという。また今回の件で出頭などの要請があれば「素直に従うしかない」としている。

　一色はＮＨＫ大河ドラマ「徳川慶喜」やバラエティー番組に多数出演し、日本アカデミー賞新人賞などを受賞している。