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【芸能】

「花衣夢衣」双子姉妹のきずな描く大河ロマン 東海テレビ 次回昼ドラ

2008年2月9日 紙面から

 東海テレビが制作するフジテレビ系の次の昼帯ドラマが8日、同枠で初めて双子の女優がヒロインを演じる「花衣夢衣(はなごろもゆめごろも)」(3月31日スタート、月曜〜金曜午後1時30分)に決まった。東海テレビ制作の昼ドラは44年続き、これが175作目。東海テレビにとって開局50周年記念となる。

 今回は、数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながらも力強く生き抜いていくヒロインの「双子」の姉妹が主人公。

 ドラマの前半(5月上旬まで)は一卵性双生児姉妹の新人女優が、後半は実の姉妹が、それぞれ主人公の姉妹を演じる。

 昭和25年、双子の姉妹、沢木真帆と澪(みお)は17歳。東京で仲良く平穏に暮らしていたが、ある日真帆は澪の身代わりで男に襲われ、妊娠、中絶した上、子宮まで失う。

 真帆は金沢で加賀友禅の修業に打ち込み、東京の呉服屋の長男羽嶋将士に求婚されるが、子どもが産めないため断ると、将士は澪と結婚する…。

 東海テレビお得意の愛憎ドロドロの大河ロマンだが、同局は「ドロドロ路線以上に、かけがえのないもう一人の私へ切ない思いが届くかが、テーマ」と説明する。

 17歳から20歳までの真帆と澪を演じるのは、実際も双子の尾崎亜衣(23)と尾崎由衣(23)姉妹。

 亜衣は東京女子大、由衣は明治大を卒業した才媛(さいえん)で、ともに演技経験は少ないものの抜てきされた。2人はCDデビューもしている。

 亜衣は「今の私の出せる精いっぱいの力で頑張りたい」、由衣は「実際も双子である私たちが双子役を演じることでより深く2人のきずなが伝わればうれしい」と、それぞれ意気込んでいる。

 32歳以降の真帆と澪は、やはり実の姉妹である美食デザイナーの吉田真希子(38)とタレントの吉田真由子(34)が演じる。

 将士は眞島秀和(31)が演じるほか、萩尾みどり(54)らが共演する。

 ▼尾崎亜衣(おざき・あい) 1984年2月25日生まれ、東京都出身。血液型A型。身長158センチ。東京女子大文理学部卒業。特技は書道、ソフトボール、趣味は読書、ダンス。映画「天使がくれたもの」(07年)に出演。亜衣とスカパーの「武藤敬司☆SHOW」アシスタントで出演中。

 ▼尾崎由衣(おざき・ゆい) 血液型A型。身長158センチ。明治大学法学部卒業。特技は料理、スキー、趣味は読書、ゲーム、ダンス。TBS系愛の劇場「家に五女あり」(07年)に出演。亜衣とCD「『Only』Kiss and cry」を07年リリース。

 

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