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2次医療圏 12から9へ/鹿県保健医療計画原案
役割分担・連携目指す
(02/09 06:55)
 鹿児島県の保健医療行政の基本を定め、来年度施行する「県保健医療計画」の原案が8日、明らかになった。地域の入院・専門医療の基本的枠組みである2次保健医療圏を、現行の12から9圏域に見直し、かかりつけ医、地域の拠点病院、高度医療機関などが、患者の病気やけがの状況に応じて役割分担・連携する体制を目指す。
 2次保健医療圏は、指宿と南薩、鹿児島と日置、姶良と伊佐の2圏域ずつをそれぞれ統合。指宿圏域の旧頴娃町が、南薩圏域の旧知覧・川辺町と合併したり、日置圏域から鹿児島圏域に患者流出が多いなどの現状を踏まえて整理した。
 医師不足が問題となっている小児科・産科については、2次保健医療圏を横断する形で6医療圏を設定。鹿児島大学病院や鹿児島市立病院を中心に地域の病院を支援する体制を目指すとした。
 計画の進行管理や地域の医療機関の連携を協議するため、来年度以降、地域振興局・支庁ごとに保健医療関係者で構成する「地域保健医療福祉協議会」を設立。病気やけがに応じて、地域のどの医療機関が対応できるかなどを整理し、住民への情報提供も進める。
 2012年度までを達成時期とする生活習慣病や周産期医療などの数値目標も設定。ドクターヘリについては「引き続き検討する」にとどめた。
 計画は医療法に基づき1987年に策定。以来約5年ごとに内容を見直し、次の計画が5次計画。今後は県民などからの意見を聞き、県医療審議会へ最終案の諮問・答申を経て正式決定される。
 





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