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上越の海岸にゴマフアザラシ
上越市中央3の砂浜で7日、ゴマフアザラシが“日なたぼっこ”する姿が見られた。上越市立水族博物館によると、1月末から同所で見掛けたという情報が寄せられていた。過去にも上越地域の海岸で目撃されたことがあったが、人目に付く場所に長く滞在するのは珍しい。
現れたゴマフアザラシは体長約1・5メートル。消波ブロックの近くでじっとしている。日差しを受けると、まぶしそうに目をパチパチさせていた。
同館によると、名前の由来はゴマのような斑点模様があること。北太平洋に分布し、冬季は餌を追い掛けて南下することもあるという。
上越保健所は「夜になると海に餌を取りにいくなど元気で、今のところ保護は考えていない」と“珍客”を見守っている。
新潟日報2008年2月7日
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