2008年2月 8日 (金曜日)

会えていること

今日の法事でのこと。
奥さんの七回忌。一番前に座ってたご主人さんが法要後、「実は…」と打ち明けてくれた。

 

ご主人さんは、先月の健診で食道に「癌」が見つかったという。即入院し、早期だったので手術も一応成功し、今朝退院したばかりだという。奥さんの法事の朝にギリギリ間に合って退院できたので、色んな想いで法事を迎えたと。そして、自分も遅かれ早かれ死を引き受けていかなきゃならないって事を身を持って実感したという。

 

いつのまにか
「死は偶然(自分にはまだまだ関係ない先の事)、生は必然(生きてるのは当たり前)
という受け取り方をしてしまいがちだけど、

仏教では
「死は必然、生は偶然」
と教え、命を見つめている。

 

僕は、ご主人さんの語る「表情」を見つめながら、「今、この瞬間」、お互い「会えている」って事を、噛みしめていた。

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2008年2月 6日 (水曜日)

赤福やーい!

「休みにハワイに旅行に行ったら、どこ行っても日本人観光客だらけでウンザリだったわ!」
と嘆く人の目線は、自分も同じ「日本人観光客」であるってことを忘れている。「お前自身はどないやねん!」ってツッコミたくなりますわsmile

 

今日、以下の2つのニュースを見た。

◎中国製冷凍ギョウザ事件の影響で、冷凍食品の売り上げが全体で2割減というニュース。
◎4ヶ月ぶりの「赤福」の販売再会に徹夜組200人、半日で完売というニュース。

「フンっ、冷凍食品がなんでもかんでも悪い訳じゃないのにcatface。   ハァ?徹夜で行列してまで買いに行くのgawk? 日本人のこういうトコってなんだかなぁーdown

こういうニュースを僕はテレビの前で寝転んでブツブツ言いながら見つめていた。

が、しかしである。

僕も今、スーパーにご飯のオカズを買いに行ったら、数あるオカズ候補の中から冷凍食品を意識して選ぶのを躊躇するだろうし、
もしも近所に「赤福」が手に入る販売店があるとしたら、僕も行列に並んででも買いに行くかもしれない。

「エラそうに言ってるお前自身はどないやねん?」ってツッコミが私自身にも……。自分を棚に上げた「評論家」目線になるってのもなかなか難しいですわ。

あぁ、オイラも久しぶりに大好きな「赤福」食べたぃ…ヘラに付いた餡を指で取って舐めてみたい…lovely 

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2008年2月 5日 (火曜日)

好きなものは

今夜は外でカツカレーhappy01
いかん……
久々にまともに「カツ」食べたけど、深夜になってもまだ腹一杯状態…。
増量成功間違いなしcrying
でもやっぱりカツカレーが好き。
好きなものは、えてして体に悪いsweat02

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2008年2月 3日 (日曜日)

不調も私

ふと気がつけば、

ここ最近の自分には、「バネ」が足りない。

       

だからといって、

いのちの底から沸き上がるような「パワー」とか、

心の「バネ」の瞬発力が

なぜか足りない感じの最近であっても、

今の状況を固定的に捉えて、行き詰まったりしない。

そこに、座り込んで絶望なんてしない。

そういう自分も、

諦めて(明らかに見て)、そして、諦めない。

      

雨の日には、雨の日の私を。

風の日には、風の日の私を。

哀しい時には哀しい歌を。

 

どう転んでも御手の真ん中。

自分の人生ドラマの大切な一場面。

今、「不調も私」だと味わっている場面です。

強いでしょ?俺。な〜〜んてね(笑)

  

豆を撒いて払うだの払わないだの、そんな問題じゃないんです。

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2008年2月 2日 (土曜日)

ある決意・・・。

   まだ正式に決めた訳じゃないんですけど、

 「私、KONOは、今年中に・・・・・・・・・・・・

  

   

   

  

  

  

 

 

 

 車を変えたいって思ってるんですわ・・・・・。」

 (結婚宣言だと思った??苦笑も苦笑、、苦笑すぎる。。。)

 

 「車を変えたい」だなんて、、、これは、

 あれほど溺愛していた「ビートル君」に対する裏切りであり、浮気であり、決別宣言にもなるんですけど・・・・

 (1)「雪道」でも安定した走りが欲しい。

 この冬、何回も危険な場面に遭い思った。 先日の「住職会議」で、来年度から僕に「役職」が当たってしまい、アチコチの街へ移動しなければならないことも増えるので、なおさら思った。過信は禁物だが、最低限、雪道での安定した走りは欲しい。

 (2)車高の高い車が欲しい。

 車高が低いと、雪道での不自由さもそうだが、過去には、凸凹道の「ワダチ」でオイルパンを引っかけて破損して気づかず走行し、エンジンを丸焼けにした事があり、そういうのを気にしないで乗れる車がいい。

 (3)楽に乗り降り可能な4ドアが欲しい。

 2人以上の人を乗せる場合とか、駅などに気の張るお客様を送迎する場合とか、大きめの荷物も積めて、お年寄りもスムーズに乗り降りできるのが欲しい。あと、両親を病院に送迎する際に、乗り降りに苦労している姿を見て、なおさら思ってしまった。

 (4)荷物をたくさん積めるトランクが欲しい。

 「BOSANソングライターKONO」で遠方にライブに行く際に、「楽器」や「音響機材」を積める広いスペースが欲しい。

 

 以上の「4点」が足りないビートル君の「不便さ」が、しんどくなってきたんだ。。ほんと、この「4点」に関しては、今の僕が車に望む、どれもはずせない重要な事なんです。

  

 ・・・・とは言っても、ビートル君への「愛」が冷めた訳じゃないんです・・・。

 ビートル君は、「そこにあるだけ」で、「所有しているだけ」で、とても豊かで楽しい日々を提供してくれた。 ホントに飽きの来ない相棒のような存在で、車に対して、こんな「情」を持ったのも初めてだった。 だから、ビートル君を廃車手続きにしたあと、裏庭にボディだけを「オブジェ」として保存するとか、物置代わりに使うとか。。。いや、ムリか。。。でも、ビートル君は、雪道や凸凹道の少ない「都会向き」の車なんだろうなぁ、、、って思います。ルックスも可愛いしね。いや、ホントに良い車だ。 

 でも、来年「車検」だし、走行距離も10万㎞を超えたし、故障も多く、修理依頼も多くなってきたし・・・・やはり・・・・、

 という訳で、ビートル君の「後添え」として考えてる候補としては。。。。まだ内緒。

 ただ、さきほど挙げた「4点」をクリアーしていて、「坊さんのクセに!」と世間から揶揄されないグレードの「国産車」にしたいと思う。

 

 いや、まだどうするか、分かんないですけどね!(汗)!オモチャを買い換える訳ではないから、今後の日々の中で、慎重に検討したい。もしかしたら、この投稿内容は「気の迷い」かもしれない。まだまだビートル君に乗り続けていくかもしれない。

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2008年2月 1日 (金曜日)

お通夜前のつぶやき

また今夜、「お通夜」です。

お勤め(お経)の後に引き続いてお話(法話)をしなければなりません。そこが緊張するんです。これには、まだまだ慣れません・・・。

KONOの「ゴッドブォイス?」でお経の節を高らかに「歌う」だけで終わるなら楽勝なんですが、法要に込められた「意味」「願い」「教え」を、「私の言葉」でお伝えするってのがナカナカ大変な事なのです。

ホントは慣れてないくせに、(話の内容はともかくとして)その場になれば「何か」を話している、イヤ、話せてしまう、そんな自分インチキだなぁ……(苦笑)

ちなみに、不特定多数の会葬者が集まるお葬儀の後、ややしばらくすると、ドコソコの坊さんの「話が長い」だの「難しい」だの「老けた」だの、私KONOの場合なら「まだ独身?」だの「髪が赤い」だの……田舎の街には、 様々な「坊さんネタ」が飛び交うのです。「坊さん系のウワサ話」は、葬儀に参列した人たちの「口」から拡がって行くのですわ。

ま、気にしないっすけど。

あぁ、緊張する。準備しよっと。

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2008年1月31日 (木曜日)

日々の歩み

昨日(1月30日)は登別温泉で「住職会議(組会)」があったのだが、泊まらずに夜中に帰ってきた。今日(31日)のスケジュールが忙しかったからだ。そして、今日で1月も終了なので、明日からの「2月のスケジュール表」を確認してみる。予定をチェックしながら、気分が重た~~くなるのを感じる。「また忙しい月になりそうだな・・・」

でもね、

実際にその「日々」を生きる僕自身を見つめてみると、結構「やりがい」を持ってイキイキと毎日を過ごしているものだ。

喜びも哀しみも、楽しさも苦しさも、具体的な「日々の歩み」の中にある。その中で、自分は、何を見つめ、何を感じ、何を学び、何に心を震わせるのか・・・

「日々」の中で、「今」を歩き続けよう。

「予定表」だけ見て、アレコレ考えていても仕方ないもの!

・・・・・と、分かってはいるんだけど、ねぇ・・・(苦笑)

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2008年1月30日 (水曜日)

出逢い

すごく変な言い方をするけど、

「この人と一緒なら、100%沈没するであろう船に一緒に乗っているとしても、最後まで共に頑張ってあがきもがき、そして、沈没していけるな。」

いや、「沈没するであろう船」だなんて、変な喩えなのは分かってる。

 

でも暗雲立ち込める不安な場面に、それくらい「大きな存在」を直感的に感じる瞬間、その人との「出逢い」に感動し、感謝する…。

 

「同じ時代を生きる同志」として「今」あなたと会えた「偶然」、
あるいは、
あなたが「そこにいてくれている」という事実、

そのことが、
たまらなく嬉しく、そして哀しい。

 

「沈んでいく船の上」で、私は何を願い、何を見つめ、どう動き、何をしようとするか?
あがきもがく「私」の視界の中に、あがきもがいている「あなた」の気配がチラッと見えている。

そのことが、
たまらなく嬉しく、そして哀しい。

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