株式会社中川ケミカル Nakagawa Chemicall
トップ > THE COLOR > 物件情報 > インタビュー
プロダクト
ノックス
カッティングシート
フォグラス
スーパーマテリオ
バンガード
CSデザイン賞
CSデザイン学生賞
事例集
THE COLOR
施工マニュアル
カッティングシート小売店
資料請求



キーワード検索
AND OR

 

奥村 実際、中に入ってみると、外から見るよりもずっと落ち着いているんだよね。

下地 このお店がターゲットとする客層はアメ村の風景を見てお茶を飲みたいとは思わないと思ったから、外からはガラス張りだけど、その内側にあえて一枚壁を立てて、外の喧騒が気にならない空間でリラックスできるようにしたんです。あと、あえて不動産屋とカフェの境目をなくして、コーヒーを飲むだけでも、物件を探すだけでも、どっちでも来やすいようにしました。

坂本 目隠しになっている壁と、外のガラスとの間のスペースを使って、ちょっとしたイベントもやりたいって思ってるんです。季節ごとのディスプレイみたいなこともできるかなって。

奥村 なるほどね。ところで、キーカラーの赤だけど、朱っぽいものがあったり、ちょっとずつ色が違いますよね。それが面白いなって思って。

下地 本来のキーカラーは、表面で使っている赤と、イスの赤です。ただ、すべてを同じ赤で統一するとカチッとし過ぎてしまうなと思って。微妙に違う赤を入れることで少しやわらかくしました。透けている壁の部分なんかも、モアレの効果を出して、シャープな中にも優しさを出しています。

奥村 この街の中ではちょっと違う雰囲気の空間ですよね。

坂本 そうですね。ただ、昔は10代ばっかりがたむろしていたアメ村も、少子化でずいぶん変わってきた。これからはもうちょっと年齢層が上がって街ももっと変わると思います。そういう意味で、ベネロップは、20代30代の、ちょっとおしゃれ感度の高い女性をターゲットにしているんです。今のところ、実際に来てくれるお客さんもイメージ通りです。

奥村 次の展開としてはどんなことを考えています?

坂本 次は、家具をやります。学生に制作してもらったデザイナーズの家具をネットで委託販売する。同時に、店舗の方でも不動産屋さんと家具屋さんが入った店をやろうと思ってます。その他にもいろいろ、不動産屋というよりは、総合サービス会社のようにしていきたいんです。

奥村 新しく展開するお店もやっぱりキーカラーは赤で?

坂本 そうですね。ウチはクルマも赤なんです。不動産屋のクルマだけど、電話番号も小さくしか載せていないんですよ。それよりも、形も色も道で目立つようにして、店舗を見たときに、「あ、これどっかで見た」と思ってもらえるように、イメージを浸透させていきたいなと思ってます。