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いまどきの数字

2007年12月6日
30代、40代の男性200人に聞きました。

パソコン学習書を何冊持っていますか

30代、40代の男性200人に聞きました。

 パソコン操作を身に付けるために役立った学習方法として、約半数が「パソコン雑誌」「パソコン学習書、テキストなど」を選択。

 では、何冊くらいパソコン学習書を持っているものなのか。雑誌やパソコン添付のマニュアルは含めず、現在所有している冊数を答えてもらったところ、 200人の平均は上記の通り、3.4冊。最多回答は「0冊」40.5%、続いて「3冊」14.5%で、「31冊以上」は1.5%だった。パソコン学習に使った金額や学習書を活用している割合から考えると、思ったより少ない数だが、情報が古くなったものはどんどん処分しているということなのだろう。
 前回は過去の学習方法を紹介したが、現在、パソコンに関して何らかの勉強をしているか聞いたら、「特に勉強はせず、使いながら学んでいる」が83.0%と圧倒的多数。「パソコン学習書、テキストなどを買って勉強中」が7.5%、「パソコン雑誌を買って勉強中」は6.0%と、ここでは雑誌より書籍が優勢だった。

 では、パソコンの操作方法に関して分からないことがあったときは、どうやって対処しているのだろうか。複数回答可で答えてもらうと、「周囲の人に聞く」と「ネット検索、掲示板などを活用」が同数の124人。「オンラインマニュアル、ヘルプ機能を活用」85人、「冊子のマニュアルを読む」46人。「学習本や雑誌を読む」は40人にとどまった。

 これまでにどんな問題に直面してどんなふうに克服したのか、フリーアンサーを見てみると、「Excelの関数やマクロが分からなかったとき、専門の本を購読して解決」(45歳)、「ウイルス感染。マニュアルを見てすべてをインストールし直した」(40歳)、「メールのソフトによる不具合があり、プロバイダーのヘルプデスクに電話した」(47歳)、「動作が止まった時、周囲の人にとにかく聞いてまわった」(46歳)などなど。トラブル内容に合わせて、相談先もさまざま。こうして一つひとつ学習を積み重ねて、パソコン習熟度が上がっていくのだろう。

自己判断で、最も当てはまると思うレベルを選んでもらった。ちなみに、その習熟度に「満足」20.0%、「どちらともいえない」52.0%、「不満」28.0%
(文:グループIN gooリサーチと日経パソコンによる共同企画調査)

出典:日経パソコン 2007年11月26日号
(記事は執筆時の情報に基づいており,現在では異なる場合があります)
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