憲法を歩く 施行60年
第4部は「貧困と労働」の現場ルポ
【社会】代理出産の自粛を要請へ 産婦人科学会が根津医師に2008年2月8日 20時43分 日本産科婦人科学会(理事長・吉村泰典慶応大教授)は8日、東京都内で常務理事会を開き、学会が倫理指針で禁じている代理出産を手掛けたと公表している諏訪マタニティークリニック(長野県下諏訪町)の根津八紘院長に対し、実施の自粛を求める要請文を理事長名で送ることを決めた。 日本学術会議の検討委員会が、代理出産を法律で原則禁止とする報告書案に大筋で合意したことを受けた。学会は文書で「法制化されるまでは(唯一のルールである)学会指針を守り、実施を厳に慎んでほしい」と求めるとともに、最近の実施例についての事実確認もしたいとしている。 根津院長は、2006年までに複数回にわたって代理出産の実施を公表。先月31日にも、新たに3組の夫婦で代理出産を試み、うち2組で子どもが1人ずつ生まれたことを明らかにした。 (共同)
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