佐久長聖高校(佐久市岩村田)駅伝部は、3月29日に韓国の高校駅伝大会に招待校として出場する。日本の高校が出場するのは3年ぶりで、昨年12月の全国高校駅伝大会の力走を見た主催者側が日本陸連を通じ依頼、同校も快諾した。
主催者の1つ繊維素材製造会社KOLON(コーロン)によると、大会は24回目。前年の上位校や予選を勝ち抜いた男女代表30余校が出場し、韓国南東部の慶州市内42・195キロのコースを6人でつなぐ。中国、北朝鮮の代表校も参加する予定。
1987年の第3回から2004年の第20回まで毎年日本の高校を招き、男子では仙台育英高などが出場している。全国高校駅伝で日本人だけの編成で優勝校と同タイムの2位になった成績を評価し、招待を決めた。
大会には3年生6人をエントリーする予定で、両角速監督(41)は「生徒も初の海外遠征で喜んでいる。今回はタイムではなく、各国の選手と交流して見聞を広めてほしい」と話している。