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【社会】承認ワクチン、早く販売を 細菌性髄膜炎で家族ら要望2008年2月8日 18時06分 細菌性髄膜炎の患者家族や医師らでつくる「細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」(田中美紀代表)は8日、厚生労働省で記者会見し、原因となるインフルエンザ菌b型(Hib)の予防ワクチンが昨年1月に承認されながら、まだ販売されていないとして「早期販売実現に向け厚労省が指導すべきだ」と訴えた。 このワクチンはサノフィパスツール第一三共ワクチンが輸入元。必要な国家検定を受けていないため、現時点で販売時期は決まっていない。田中代表は「なぜこれほど時間がかかるのか、信じられない」と不満を表明した。 同会はこの日、Hibワクチンの定期接種化や、細菌性髄膜炎の原因の一つである、肺炎球菌の小児用ワクチンの早期承認などを求める要望書を厚労省に提出した。 (共同)
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