ギョーザ中毒事件が混迷を深める中で、日本サッカー協会の幹部は7日、中国・重慶で開催される東アジア選手権(17日開幕)で、日中友好と“ギョーザ復権”のため、日本代表の岡田武史監督(51)を担ぎ出すプランを明かした。
同選手権には、北京から日本大使館の関係者も駆けつける予定だったが「現時点では事件の影響で忙しく、来られそうもない」と協会幹部。日中友好の発展を望まない人間の仕業という見方もあるだけに表情を曇らせた。
大会期間中には重慶で東アジア連盟主催のパーティーが開催される。その席上で「岡田監督の了承が得られれば、ギョーザを食べてもらいたい。日中友好のための大会で(悪者になっている)ギョーザのイメージアップにもなるのでは」と語った。