最新KCTニュース

[2008年2月7日(木)の KCT TVニュースから]

「ピース☆フェスタ」開幕(倉敷市)

争いのない世界を実現しようと、呼びかける平和の祭典「ピース☆フェスタ」が倉敷市で始まりました。
このイベントは世界連邦運動協会岡山支部など民間団体が開いたもので、倉敷市では初の開催となります。オープニングセレモニーでは、宇都宮憲爾ピース・フェスタ実行委員長が「未来を生きる子供たちのために戦争のない、平和な世界を実現させましょう。」と挨拶したあと、主催者の代表8人が紅白のテープにハサミを入れ開幕を告げました。「ピース・フェスタ」は、7日から10日までの4日間倉敷市芸文館一帯で開かれます。特に9日には地球平和フォーラムが開かれ、倉敷市や総社市が参加して自治体の平和施策を話し合う自治体サミットや、国会議員などが出席してのパネルディスカッションも開かれ、世界の恒久平和に向けた意見交換が行われます。また会場周辺では音楽演奏ステージや「チャリテー美術工芸展」などさまざまなイベントが繰り広げられることになっています。

倉敷商業高校 県産木材を活かした教室完成(倉敷市)

県産の木材をふんだんに使用した教室が県立倉敷商業高校に完成し、関係者らにお披露目されました。
完成式には提案・設計などに携わってきた生徒会のメンバーや教員、県の職員らが出席。テープカットして完成を祝ったあと、おかやま森の大使の坂田智恵子さんから記念プレートが手渡されました。完成した教室は床と壁のおよそ3分の2に檜や杉などの県産材が使用されています。ユニバーサルデザインに配慮し、手すりや移動式スロープが備えられているほか、出入り口はより少ない力で動かせる引き戸を採用し、開口部も広く取るなどの工夫が凝らされています。化学教室からリフォームしたもので、癒しの音と書いて「癒音」と名づけられました。今後は多目的教室として音楽スペースや展示スペースとして使用される予定です。きょうはさっそく吹奏楽部が演奏を行い、生徒や関係者らが木材ならではの適度な吸音力を持つ教室でまろやかな音を楽しんでいました。今回のリフォームは「おかやま森づくり県民税」を財源に、岡山県が実施する高校生「県産材活用」UD(ユニバーサルデザイン)整備事業の一環として行われたもので、今年度は県内6校の応募の中から倉敷商業と岡山聾学校が選ばれました。事業費はおよそ750万円です。

倉敷看護専門学校 戴帽式(倉敷市)

倉敷看護専門学校の 看護学科生の戴帽式が、くらしき健康福祉プラザで行われました。
戴帽式には、 看護学科の一年生男性5人を含む47人が臨みました。倉敷看護専門学校では平成17年から夜間の2年課程を廃止し全日制の3年課程と変わっています。その3期生にあたる今回の戴帽生達は、看護師の象徴になるナースキャップを緊張した面持ちでかぶしてもらっていました。ナースキャップを身につけた学生たちは、キャンドルの灯りの中で看護の道を志す誓いの言葉を発表しました。倉敷看護専門学校の村上 幹郎 校長は、「人の命に携わる看護師の役割の重さを認識し、気持ちを新たに看護の道を歩んでください」とはなむけの言葉を贈りました。戴帽した学生達は、今月下旬から倉敷市のしげい病院で臨床実習に入ることになっています。

高木聖鶴さんがeッTaxで税務申告(倉敷市)

インターネットを使って税務申告ができるシステム「e‐Tax」のPRのため、文化功労者で総社市真壁の書道家高木 聖鶴さんが、システムを使っての税務申告をしました。
「e‐Tax」はインターネットを使って自宅やオフィスから所得税などの税務申告を簡単に行えるシステムです。倉敷市酒津の税理士事務所を訪れた高木さんは、パソコンを使ってはじめてe‐Taxでの税務申告を行いました。e‐Taxでの税務申告は、平成16年から全国で始まったもので、インターネットを使って国税庁のホームページから所得や医療費などを入力して申告書を作りデータを送信します。納税者本人であることを確認するために、電子証明書がついた住民基本台帳カードが必要となりますが、還付の手続きが従来よりも3週間ほど早くなるということです。また、このシステムで所得税を申告した場合には、1回に限り最大5000円の税の控除が受けられます。パソコンを使うのはほとんど初めてという高木さんでしたが、税理士からアドバイスを受けながら、40分ほどで申告を終えました。倉敷税務署では今後このe‐Taxの利便性をより多くに人に知ってもらい利用者を広げたいとしています。
e‐Taxホームページhttp://www.e-tax.nta.go.jp

山口衛里さんがマラソン教室(総社市)

総社市立総社西小学校で6日、シドニーオリンピックのマラソンで7位入賞を果たした山口衛里さんによる、マラソン教室が開催されました。
これは、岡山県体育協会が実施する「晴れの国トップアスリート派遣事業」の一環として実施されたものです。マラソン教室には5・6年生80人あまりが参加。はじめに、山口さんからオリンピックに出るまでの経緯などについて話を聞きました。山口さんは「いろいろなことに挑戦すれば新しい自分を発見できます」などと諦めずにやることの大切さを児童に呼びかけていました。このあと児童らは運動場に移動し、山口さんから走る前のストレッチや走り方などについて指導を受けました。山口さんによると「走ることはすべての競技の基本になる動作」だということで、児童らは山口さんの指導に真剣な表情で取り組んでいました。

(最終更新 02/07-19:16)


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