2008年02月02日

反動極右国家権力による持田さんら虐殺に抗議し腐れ被害者に鉄槌を!

先日、いわゆる「OL(それもたかが一人)死亡事件」の被告である持田孝さんら3名の方に国家権力の手で「死刑」という名の虐殺行為がなされました。
この近代国家の名が泣く破廉恥極まりない暴挙、愚挙にたいし、あらん限りの憤りを持って抗議します。
報道によれば、また恥知らずにも事件の「遺族」どもが持田さんらの殺害を強く求めていたことが挙げられています。
しかし、だからといって持田さんらが殺されてよいはずなどありません。
まがりなりにも近代国家である上は、刑罰は被告人の方々の更生を何よりも重視すべきです。そこに被害者などが大きな顔をして出る幕はありません。
死刑廃止運動、受刑者の人権擁護運動の権威であり、良心的学者の代表である
明治大学法学部の菊田幸一教授がおっしゃるように、
被害者が表に出るのは間違いです。被害者が刑事裁判を捻じ曲げるなど、旧石器時代にも劣る暴挙です
また、事件の遺族共も徹底的に糾弾されなければなりません。
今回の虐殺が遺族どもや極右結社「犯罪被害者の会」とやらの圧力の結果であるならば、遺族どもが間接的に殺したも同然です。
私が尊敬してやまない真の人権派学者である同志社大学社会学部教授浅野健一先生がおっしゃるように、
被害者の遺族とやらであろうが何であろうが誰にも人を殺す権利などありません。
(遺族どもの恥知らず極まりない醜態については、浅野先生の著書「報道加害の現場を歩く」に徹底的に暴露されています)
極右利権団体である「犯罪被害者の会」とやらが、被害者の刑事裁判への参加などというファシズム的な刑事裁判改悪案を発表し、極右自民党がそれを後押しするなど狂気の時代に突入し、真の人権派には冬の時代が到来していますが、浅野健一教授、菊田幸一教授、安田好弘弁護士、水葉さん、kunarukanteさんらとともに、負けずにがんばっていく所存です。

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コメント一覧

1. Posted by そうですね    2008年02月02日 21:48
確かに、裁判というのは事件を公正に審査、判断する場です。
被害者が、被害者遺族がこうのぞんだから
加害者が、加害者家族がこうのぞんだから
などといったことが判決に影響を与えるようではそれは公正な裁判とは言えません。
そういった意味で、被害者や被害者の遺族が裁判に参加したり、求刑するといった今の日本の裁判はまともな裁判とは言えず、個人が起こす犯罪を裁く刑事裁判においては、日本の司法は死んだといっても過言ではないと思います。
2. Posted by らんらん    2008年02月07日 12:37
自作自演ですか?

>そういった意味で、被害者や被害者の遺族が裁判に参加したり、求刑するといった今の日本の裁判はまともな裁判とは言えず、

被害者に参加どころか傍聴も結果通知もしない今までの裁判(特に少年審判)がまともな裁判とでも?


あなたの感覚ではそうなんでしょうね。

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