百貨店のそごうと西武百貨店を運営するミレニアムリテイリングが昨年末、歳暮ギフト用にロシア産として販売したキャビアが中国産だったことが、7日分かった。ラベルには「中国産」の表記があり、「間違えて納入されたものを確認しなかった」としている。
同社によると、問題の商品は「ロシア フレッシュキャビア」という名称で、14グラムの瓶詰2個セット。税込み1万500円で、約200人に約300個販売した。
1月初旬に顧客から「味が違う」と指摘があり、判明した。1月下旬から旧ソ連のカザフスタン産をおわびとして顧客に送っているという。