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　昨年、日本を訪れる外国人観光客の数が過去最高の約835万人を記録した。そんな外国人観光客が最も多く足を運んだ都市は3年連続で【新宿】（26.7％）が1位ということが、国際観光振興機構（JNTO）が発行する、外国人旅行者の実態や国内の訪問地などをまとめた「JNTO訪問外客実態調査2006−2007（訪問地調査編」で明らかになった。

　1位の【新宿】は宿泊施設が充実していることや、歌舞伎町をはじめとする独特の街の雰囲気に加え、ショッピングの魅力を求めて多くの外国人観光客が訪れるという。そのほか、2位【大阪市】（21.4％）、3位【京都市】（20.1％）、4位【銀座】（15.2％）、5位【渋谷】（14.7％）という結果になった。

　また首都圏や関西のほか、韓国人旅行者は地理的に近い九州の観光地が人気で、台湾人旅行者は北海道の観光地、中国人旅行者は箱根や富士山といった観光地が人気というように、国によって人気の都市が異なるという興味深い結果も発表された。

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