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南北朝鮮の合同応援団、列車で北京五輪へ

  • 2008年02月07日 07:45 発信地:ソウル/韓国
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2007年12月11日、韓国と北朝鮮の国境を越え北朝鮮の板門(Panmun)駅に到着した韓国の貨物列車。(c)AFP/KOREA

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【2月7日 AFP】南北朝鮮の数百人のスポーツファンが、ゆっくりだが安全に列車で北京五輪に向かうことが可能になりそうだ。

 両国は4日、合計600人のスポーツファンを、厳重に警備された軍事境界線をまたいで北朝鮮と中国の国境まで運行する列車を使い、北京に送ることに合意した。合同応援団300人ずつが2回にわたり北京を目指すことになる。

 合同応援団を北京に送ることは、2007年10月に開かれた歴史的な南北首脳会談で合意された。

 両国は2007年12月、1950-1953年の朝鮮戦争以来初めて、両国の軍事境界線を越える貨物列車の定期運行を再開した。しかし、軌道が更新されたのは南北国境に近い北朝鮮の開城(Kaesong)までに過ぎない。

 韓国鉄道公社(KORAIL)によると、前年12月に開城と北朝鮮の新義州(Sinuiju)を結ぶ412キロの区間の10時間にわたる試運転を含む1週間の安全点検を行い、緊急の修繕の必要性が確認された。3月にも再検査するという。

 鉄道路線の再結合は南北統一だけでなく、将来的に中国、ロシア経由で欧州への貨物路線が開設されることへの希望の大きな象徴だ。KORAIL職員は「『五輪列車』が大陸横断鉄道の終点の韓国南部の港、釜山(Busan)から発車すればよい」と希望を語った。(c)AFP

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