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ドイツ:アフガン北部に夏、実戦部隊派遣 国防相が表明

 【ベルリン小谷守彦】ドイツのユング国防相は6日、アフガニスタンに約200人の実戦部隊を今夏派遣すると表明した。リトアニアの首都ビリニュスでの北大西洋条約機構(NATO)国防相会議で正式決定する。

 今回派遣される独部隊は、現在アフガン北部に駐留する350人のノルウェー軍が6月末に撤退するのに伴う補充要員となる。ドイツは、英米に次ぐ約3000人をアフガン北部などに派遣し、治安維持や民生支援に専念してきたが、現地の治安悪化を受け、実戦部隊の派遣に踏み切らざるを得なくなった。

 ただし、ユング国防相は、米国が求めているアフガン南部の戦闘地域への派兵については拒否する考えを改めて示した。

 ドイツは、対テロ戦争が始まった直後の02年や05年に約100人の特殊部隊をアフガン南部に展開したとされるが、政府は秘密作戦であることを理由に活動の実態を明らかにしていない。

毎日新聞 2008年2月7日 9時47分 (最終更新時間 2月7日 10時21分)

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