事件・事故・裁判

文字サイズ変更
ブックマーク
Yahoo!ブックマークに登録
はてなブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷
印刷

火炎瓶:外務省に投げた右翼団体構成員逮捕 腹を切り軽傷

火炎瓶を投げた男を保護する救急隊員ら=東京都千代田区霞が関の外務省前で2008年2月6日午後7時撮影
火炎瓶を投げた男を保護する救急隊員ら=東京都千代田区霞が関の外務省前で2008年2月6日午後7時撮影
男の割腹自殺事件のあった外務省玄関前を現場検証する捜査員=東京都千代田区で2008年2月6日午後7時18分撮影
男の割腹自殺事件のあった外務省玄関前を現場検証する捜査員=東京都千代田区で2008年2月6日午後7時18分撮影

 6日午後6時35分ごろ、東京都千代田区霞が関2の外務省敷地内で、男が中央玄関に向けて火炎瓶を投げつけた。火炎瓶は玄関前で炎上し、直後に警備員が消し止めた。男は持参した包丁(刃渡り約23センチ)で自分の腹を切ったが、警戒中の機動隊員に取り押さえられ、銃刀法違反(所持)容疑などで現行犯逮捕された。男は軽傷で他にけが人はなかった。

 警視庁公安部の調べでは、男は練馬区大泉町6、右翼団体構成員、喜納直也容疑者(22)。所持していた抗議文には、靖国神社境内で1月15日、日本人男性に暴行を加えた中国人の男が逮捕された事件についての記述があった。喜納容疑者は、中国に抗議をしない外務省の対応に不満を持っていたとみられる。

毎日新聞 2008年2月7日 0時22分 (最終更新時間 2月7日 0時45分)

事件・事故・裁判 アーカイブ一覧

 


おすすめ情報