現在位置:asahi.com>政治>国政> 記事

道路整備「どげんかせんと」 宮崎県知事、与党にエール

2008年02月06日18時41分

 宮崎県の東国原英夫知事が6日、自民党の財政改革研究会(与謝野馨会長)に出席し、道路特定財源の必要性を訴えた。財政再建派が中心の同会が、「ガソリン税の暫定税率がなくなれば、地方財政に穴が開くことを浮き彫りにする」(幹部)狙いで招待。知事は「道路整備には特定財源と暫定税率の維持が一番近道だ」と述べ、与党にエールを送った。

写真

自民党の会合に出席、道路特定財源の必要性を訴える宮崎県の東国原英夫知事(中央)=6日、自民党本部で

 東国原氏は「宮崎の道路をどげんかせんといかん!」と書かれた宮崎県作成のパンフレットを配布。「企業誘致に回ると、まず『宮崎県の交通インフラはどうか』と聞かれる」と語り、「暫定税率がなくなると地方に非常に大きな影響がある。ガソリン税を下げて道路も造る、というウルトラCができるのか疑問だ」などと述べた。

この記事の関連情報をアサヒ・コム内から検索する

PR情報

このページのトップに戻る