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奈良・妊婦搬送中死産:在宅当番医制、10日から開始 産科救急体制強化へ--県

 奈良県橿原市の妊婦(38)が昨年8月、救急搬送中に死産した問題で、荒井正吾知事は6日、開業医の協力を得て、今月10日から夜間・休日の産婦人科1次救急の在宅当番医制を始めると発表した。1次診療機関の空白が解消され、受け入れ拒否の減少が期待される。

 同県内の夜間・休日の1次救急は、市立奈良など3病院が対応。しかし金、日曜は担当する病院がなかった。在宅当番医制は、空白日を県内の4医院が輪番で担当、最低1カ所の診療態勢を整える。1医院による全県の患者対応には不安もあり、県は今後、県北部、南部1カ所ずつへの態勢拡充を目指し、より多くの開業医に協力を要請する。【中村敦茂】

毎日新聞 2008年2月6日 大阪夕刊

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