個性が決まる瞬間.

 個性と誕生のメカニズム

  環境や経験によって成長しながら、一人の使命や役割としては生涯変わることのない

  個性。

  世の中の進歩と調和をはかるために必要な役割が、個性というかたちで一定のサイク

  ルにより繰り返し誕生するメカニズムは、個性の存在比率が偏ることのないようバラ

  ンスを保つ上で重要な役割りを果たしています。  

  では私たちの個性はいったいどこで記憶され、管理されているのでしょうか。

 脳と生年月日

  東京医科歯科大学・角田忠信教授は、著書「脳の発見」に記した研究結果について

  発表されたことによって学会で正式に認知されました。

 脳の機能

 一秒を正確に検知するシステムがある(外部時間との一致)

 生年月日を管理し、年齢が付加される年輪様システムがある

 空間を移動したときに生じる時差を統合するシステムがある

  驚くべきことに私達の脳は、誕生日の生まれた時間前後30分という実に正確なタイミ

  ングで毎年、年輪を刻んでいたのです。

           つまり生年月日は脳が管理していたのでした

  また生年月日が脳に記憶される(個性が決まる)瞬間については、スウェーデンの産

  婦人科医グループの研究より医科のような仮説をたてることができます

 

   1  ・・・水中生活ストレスと戦いながら産道をとおる

   2  ・・・窒息状態・ノルアドレナリンの分泌

   3   ・・・分泌物の影響により脳と肺機能がスイッチオン

   4    ・・・陸上生活、肺呼吸へ

  脳の研究は、これから解明されていくであろう楽しみな分野の一つです。こうした研

  究の発達に伴い、現代間だ解明されていない個性の脳と関連性が科学的に実証される

  日も近いでしょう。