2007年07月12日

誕生日とは祝うべき日なのか!?

これは、下の「天体を乗りこなす方法」の具体的方法のひとつ
「ソーラーサイクル・トランジット」に関する、その第一弾です)


ソーラーサイクル・トランジット・・ これは、地球から見た太陽が一年約365日で黄道360度を一周回り、毎年同じ月日に太陽が同じ位置にやって来るという習性を利用したもので、この「ソーラーサイクル・トランジット」は一度出してしまえば何十年でも毎年使えるという利点がある。
トランジットの太陽(実際に動いている太陽)は、自分の出生図の太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の10個それぞれの天体と、一年のうちに0度、60度(2回)、90度(2回)、120度(2回)、180度の5つのアスペクトを形成するので、10個の天体×5つのアスペクト= 一年で50もの象意が現れることになる。
(但し、これは10個の天体と5つのアスペクトのみを採用した場合)

出生時間の判る人は、更に12ハウスとASC(上昇宮)、IC(天底)、DES(下降宮)、MC(天頂)の4つのアングルなども加わるが、ASCと太陽が0度のときは、当然のごとくDESと太陽の180度となるが、ASCと太陽が0度のときは誰でも、ICとMCと太陽が90度になるとは限らないということも忘れてはならない。

その10個の天体×5つのアスペクトの50の象意の中から一例を挙げると、例えば11月19日生まれの人は、さそり座の約26度代の太陽を持って生まれているので、一般的には「さそり座生まれ」と呼ばれているが、誕生から一年をかけて太陽は黄道をグルリと一周し、再び誕生日の11月19日頃にさそり座の26度に戻ってくる。

太陽が黄道を10周すれば10歳、30周すれば30歳、100周すれば100歳で、毎年同じ月日頃にネイタルの太陽(実際に動いている太陽)が自分のネイタルの太陽(出生図の太陽)の位置に戻って来る。
この現象は、占星術的には、
「ソーラー・リターン」
「ネイタルの太陽とトランジットの太陽の0度」
などと呼ばれており、占星術記号では
「◎nσ◎t」(←ちょっと違うけど出ない〜!)で表され
一般的には、この日は単に”誕生日”と呼ばれている。

では、この誕生日の吉凶とはどんなものなのだろう?
何年か前に米国で占星術を学ぶ大学生の論文で
『われわれは誕生日を祝うべきなのか?』(確かこんな感じの題名)
という翻訳文を読んだことがあった。
誕生日に亡くなったり悲惨な事故などに遭遇する人があまりにも多いため、誕生日とは一年のうちで最も呪われた日であり、祝うべき時ではないのではないか?という内容だった。

確かに誕生日という記念すべきおめでたい日にも関わらず、トンデモナイ一日を経験をした人や、悲惨な目に遭った人は周囲に何人かは必ずいるはずだ。
私は1歳、2歳、3歳の誕生日に当時住んでいたアパートの二階から一階までの階段を転げ落ちるという事故を3年連続で起こし、親は「何でこの子は誕生日に限って階段から落ちるのかねぇ?」と不思議がっていて、この話は何度も聞かされたものだった。

歴史上の人物で云えば、
坂本龍馬は、天保6年11月15日生まれで慶応3年11月15日に暗殺されている。
だから、彼は誕生日と命日が同じであるとされているが、残念ながらこれは旧暦なので、現在の暦に変換すれば、坂本龍馬は1836年1月3日に生まれ1867年12月10日に亡くなっているが正しい。

果たして、われわれは誕生日を祝うべきなのだろうか?
東京医科歯科大学の角田忠信教授は、ひとりの人間が地上に誕生し、その時から地球が太陽の周りをグルリとちょうど一周する公転周期を刻む毎に脳内に変化が起こる脳内年輪システムを発見している。
誕生日が来る毎に脳内年輪がひとつ増え、脳の周波数が一段階ずつ向上するというわけである。
このことから、「もう高齢だから誕生日なんか来ても嬉しくも何ともない!」と言う人もたまーにいるが、誕生日とは何歳になっても忌むべきものではなく祝うべきものである。と私は考えている。

但し、誕生日というのは、とてもオーバーな言い方をすれば ”死と隣り合わせ”ともいえる時なので危険な場所やそのような人物には近付かないようにしたり、ハメをはずしすぎないようにする。誕生日の子供の親は一瞬たりともその子供から目を離さないようにするなど慎重になるよう心掛けなければならない時であることは確かだ。

以上からいえる、何百と存在する「天体を乗りこなす方法」の具体的方法の
そのひとつは、”太陽と太陽の0度の時(誕生日)は可能な限り慎重に!”

占星術師の橋本航征氏は著書『宿命占星学』の中で
「誕生日付近では、本人や身内の病気、事故、運命的な事件、環境の変化が起こるのである。
このことを考えると、誕生日おめでとう、と云って陽気にお祝いしている場合ではない。
誕生日というのは占星学的には、細心の注意を払って慎重に、謙虚に過ごさなければならない日である」
と述べておられる。

まぁ、そんな固いこといわずに
誕生日おめでとう、と云って陽気にお祝いしてもえーじゃないか〜♪
(つづく)

sakha at 22:22 │Comments(6)TrackBack(0)clip!占星術 

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この記事へのコメント

1. Posted by シショー    2007年07月13日 12:43
なんかよくわかりゃないっす。。。
天体を乗りこなすのと、誕生日を祝う(気を付ける?)のが
どう関係するんですか???

あと、下の首飾り?ブレスレッド?はなんでしょうか?
2. Posted by さか    2007年07月13日 17:57
>シショー
一年365日その日その日ごとに、どのような意識をもって過ごすべきか?
その日は何をやって何をやらざるべきか?ということで
まず最初に太陽と太陽の0度の日(誕生日)を挙げました。
今この瞬間にも自分に多大な影響を与えている天体の波動と
自分の意識とのチャンネルを、最初は意図的に合わせ
天体からのメッセージに耳を傾けることで、
いつの間にか自然と「天体を乗りこなす」ようになるといわれてます。

>あと、下の首飾り?ブレスレッド?はなんでしょうか?
あれ?昨日の朝8時代くらいにメール届きませんでした?
さっき確認したら送信済みになっていてエラーも出ていませんでしたが・・
もし届いてなければ再送します。
3. Posted by シショー    2007年07月13日 18:03
なるほど、そういうことですか。

メール届いてました、失礼しますた。。。
4. Posted by さか    2007年07月13日 18:29
2つのメアドのうち一つは使われてないのか?
と思ってしまった〜

>天体からのメッセージに耳を傾けることで
ここでいう誕生日の天体からのメッセージは
「この日は充分に気をつけろーー!!」
それと、誕生日は、開店、開業、設立、結婚など
将来に結びつく”種を蒔く”ことも×です。
いろいろな意味での種を蒔いてはイケマセンw
5. Posted by たまも    2007年07月14日 01:05
言われてみれば、過去誕生日にロクでもない事が多かった様な…
6. Posted by さか    2007年07月16日 01:20
たまもさん、でしょ?
自分も過去誕生日にロクでもない事が多かったw

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