1月30日、株式会社情報基盤開発は、アンケート自動集計システム『AltPaper』を用いて、アンケート用紙を自動的に集計するASPサービスを開始した。イベントや講演会でのアンケートまとめや、売上伝票の集計、申込用紙での発注などで発生する“紙から電子データへの入力作業”を大幅に軽減できるサービスだ。

紙で集めたデータが厄介なのは、PCにもう一度手入力して集計しなければいけないところにある。汎用性がなく手間と時間が必要になってくる。マークシートに記入させて業者に頼んで電子データに変えてもらうというサービスもあるが、フォーマットが決まっていたりしていて、あまり自由度がなく、サクサク手軽にという感じではなかった。

そんな紙データの収集作業の効率と自由度を上げてくれるサービスが、情報基盤開発のASPサービス『AltPaper』だ。最大の特徴は、Wordとスキャナとネット環境さえあれば集計できてしまうこと。Wordでの対応は、今まで使っていたアンケートフォーマットを再利用できる点でメリットが大きい。

手順も簡単。Wordで作ったアンケート用紙に回答してもらい（もちろん手書きOK）、後はこれをスキャナで読み込むだけ。集計結果はExcel形式で表示され、表やグラフも自動で作成される。社内外のアンケート集計作業や勤怠管理のためのデータ収集や商品の検品作業などに伴う帳簿集計作業が不要となり、作業時間およびコストの圧縮が可能。また、記入データは分割管理されるため個人情報保護を徹底するための高いセキュリティを容易に確保できるとのことだ。

料金の見積も可能。今なら、トライアルで申し込んだ利用者には、原稿に広告を付加することで300枚までの集計を無料で実施するサービスを行っている。

アンケート内容はWordで自由にレイアウト可能。

各種グラフやクロス集計表もワンクリックで取得できる。

「マーケティング調査の重要性は理解していても、人手もかかるしなぁ」と、ためらっていた企業も、これを機会にアンケートを企画してみては如何だろうか。

なお、アンケート自動集計システム『AltPaper』は、独立行政法人 情報処理推進機構（IPA）の支援を受けて企画・開発された。

• アンケート自動集計代行　AltPaper