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中国製ギョーザ:「流通段階」で混入? 中国当局が見解

 【石家荘(中国河北省)大谷麻由美】中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、日本政府の調査団は6日未明、中国検疫当局が中毒を起こしたギョーザへの有機リン系殺虫剤「メタミドホス」混入について、「生産工程で異物が入る可能性は低い」と指摘し、流通段階で混入したのではないかとの見解を示したことを明らかにした。

 日本の捜査当局は、メタミドホスが製造元の「天洋食品」(石家荘市)工場での包装工程で混入した可能性を強めているが、中国側の指摘する「流通段階」には日本の小売店到着まで含まれているという。

 調査団は5日、省輸出入検査検疫局の担当者らと意見交換した。中国側はその中で見解を明らかにした。

 また、視察した工場について「清潔で管理も行き届き、特に異常はなかった」と感想を述べた。

毎日新聞 2008年2月6日 10時52分

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