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帰宅途中に襲われた可能性/川崎・宮前区の女性殺害事件
五日午後一時二十分ごろ、川崎市宮前区土橋五丁目の畑内で、女性があおむけに倒れて死んでいるのを農作業に来た男性(74)が発見、一一〇番通報した。女性は顔から血を流しており、県警捜査一課は遺体の状況から殺人・死体遺棄事件と断定、宮前署に特別捜査本部を設置した。
調べでは、殺害されたのは近くの同市宮前区平四丁目、阿部すみれさん(21)。顔に複数回殴打された跡があり、衣服の一部がはがされ、靴、財布、バッグなどが周辺に散乱していたという。六日に司法解剖し、詳しい死因などを調べる。
阿部さんは夫(23)と娘二人の四人家族。夫によると四日は帰宅しなかったという。発見現場周辺は同日夕方に雨が降ったが、遺体がぬれていなかったことから、特捜本部は阿部さんが雨がやんだ後の帰宅途中に殺害された可能性が高いとみている。現場と自宅は約一キロ離れており、当日の足取りを調べている。
現場は東名高速の川崎インターから北約五百メートル、東急田園都市線宮前平駅から西に約二・五キロの住宅街。幹線道路から外れており、近くのマンション住民やホテルの客が利用する程度で人通りは少ないという。
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