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「環境問題は科学技術で解決」6割超・内閣府調査、前回の2倍

 内閣府が2日発表した「科学技術と社会に関する世論調査」によると、資源・エネルギー問題や地球環境問題など新たな社会問題が「科学技術の発展で解決される」とみている人が62.1%に上り、2004年の前回調査(34.9%)からほぼ倍増した。

 内閣府は「地球環境問題などの解決方法の一つとして科学への期待が高まってきた」と分析している。

 科学技術のニュースや話題に「関心がある」との回答は8.4ポイント増の61.1%で過去最高。科学技術が貢献すべき分野(複数回答)では「地球環境や自然環境の保全」(72.8%)が最も多く、「資源・エネルギーの開発、有効利用やリサイクル」(71.4%)、「廃棄物の処理・処分」(48.5%)が続いた。

 科学技術の発展を不安に思う分野(複数回答)では「遺伝子組み換え食品などの安全性」(59.7%)、「酸性雨、温暖化などの地球規模の環境問題」(57%)、「サイバーテロ、不正アクセスなどのIT犯罪」(51.7%)があがった。(02日 18:12)

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