岡山・香川
地域ニュース
■高松市保健所が冷凍食品の回収確認
(2/4 19:15)
高松市内のスーパーが、回収対象となっている冷凍食品を回収しないまま先月30日まで販売していた事が分かりました。高松市保健所は市内74の店舗に対し回収漏れがないか確認を行いました。
高松市保健所が回収漏れの確認を行っているのは、市内のスーパー74店舗です。
現在、自主回収の対象商品は66品目に上りますが、高松市のコープ中央店では、そのうち冷凍食品のロールキャベツを回収せず先月30日まで販売し、購入した家族が食べていたことが分かっています。
保健所では回収商品の数量や現在の保管場所など確認を行いましたが、今のところ新たな回収漏れは見つかっていないということです。高松市保健所では、今後回収漏れが見つかった場合、店舗を立ち入り調査するなどして指導していく方針です。
一方、岡山では井笠保健所管内で60代の男性と70代の女性が、3日、新たに症状を訴えていたことが分かりました。2人は先月4日から5日にかけて“COOP手作りぎょうざ40個入り”を食べ、腹痛や下痢などの症状があり、60代の男性は現在も病院に通院しています。
このため、残っていた製品が、4日、岡山市の岡山保健所に持ち込まれ、農薬・メタミドホスがあるかどうかなどの検査が行われています。
岡山県内では3日までに22件の健康被害の申し出がありましたが、製品が残っていて、これまでに検査が行われた6件については農薬・メタミドホスは検出されませんでした。
香川県内では、4日、新たに4件の相談がありました。うち2件が、去年11月に商品を食べたのちに、下痢や嘔吐などの症状を訴えているということです。
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