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【滋賀】

「たばこや灰皿を片付けよう」 乳幼児の事故防止研修

2008年2月5日

 子どもによる吸い殻や薬の誤飲、浴室での水死などの事故防止を目的とした研修会が四日、守山市守山の県立小児保健医療センターで開かれ、約六十人の参加者が乳幼児に対する気配りの大切さを学んだ。 (中村禎一郎)

 小児保健医療センターが「子どもの健康セミナー」と題して主催。目白大人間学部(東京)の田中哲郎教授(小児科医)が講師を務めた。

 二〇〇五年の人口動態統計(厚生労働省)によると、一−四歳、五−九歳、十−十四歳の各年齢層で最も多い死因は「不慮の事故」で、ゼロ歳児は「先天奇形」。一方、国内全体の死因で、「不慮の事故」は五位となっている。

 田中教授は「一歳までふかふかの布団を使わず窒息を防いだり、たばこや灰皿はいつも片付けておいたりすることが大事」と呼び掛けたほか、水の事故を防止するため「子どもが小さいうちは、入浴後に浴槽のお湯を落として」と訴えた。

 

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