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2008/02/05

カネのためなら命も要らぬ、これぞまことのチャイナ魂

マレーの虎ハリマオ伝説 マレーの虎ハリマオ伝説
価格:¥ 459(税込)
発売日:1994-07

まぁ、人にはそれぞれ立場というものがあるわけで、たびたび引用するぐっちーさんちなんだが、元モルスタで業界の人なので、そこら辺のポジショントークは割り引いて考えなきゃならんわけだが、そういやサブプライムローン問題で一番嬉しがって騒いでいたのは、金屋さんのサイトだったな。判りやすい。

で、ぐっちーさんちでは、国家ファンドを作れ、と言ってるわけだ。シンガポールを引き合いに出して、「お金に働かせろ」と言ってるんだが、まぁ、それはともかくとして、

そのシンガポールの投資公社が東京で不動産を買っているという話題だ。

彼らのユニークな所はシンガポール人、つまり中枢は殆ど華僑な訳ですが、東京の不動産への投資意欲のかけらも中国(例えば上海)には無いと言う点。彼らは中国の土地保有形態、あるいは現在のビル、ホテルなどの保有形態がリーガルにも極めて不自然、と判断しており
いつ中国政府に接収されてもおかしくないと考えている、まじで)、その分を東京に集中しているという頭のよさ。(中国人なんて信じられないよ、という方までおられますからね・・・笑。ってかあんた何人よ!!、ってな笑い話はしょっちゅうです)

買収したのはウェスティンホテル東京(東京・目黒)で、値段は約770億円。このご時世に東京の不動産なんか買って、割に合うのかいな、と思うんだが、余計なお世話というヤツで、年間6パーセントの利益をあげるとして、毎年46.2億ほど儲かればいいわけだ。このホテルには445室あるので、ひと部屋、年間1000万円か。そんなに儲かる商売なのかね? つうか、ホテルの営業はそのまま継続するという事なので、ホテル側から家賃で取り立てて利回りを確保するんだろう。で、もちろん「持っていれば騰がる」という見通しがなければこういう物件は買わないわけで、将来的に
東京の不動産価格は上昇すると見ているわけだ。いや、おいらが、じゃない、シンガポールの投資公社が、なんだが。

で、その理由というのが、
中国人は信用できない」「中国の不動産は政府に接収される」というんだが、コレこそ中国人特有の思考形態でね。実際、中国はそれを何度も経験しているので、中国人は中国人を信用しない。不動産も信用しない。ただ、日本の事情を知ってるヤツだけが、日本の不動産に投資する。おいらの従兄弟は台湾出身の華僑娘と結婚したんだが、歌舞伎町のどまん中に住んでるわけだ。もうちょっと環境の良い場所に住めばいいのに、と思ったら、そこにビルを持ってるので仕方ない、だとw 華僑は、財産を「すぐにカネに替えられる」モノにして、すぐに逃げられるようにする、というのは伝説であって、国家が信用できるなら土地にも投資する。

ただ、シンガポール国民の「対日感情」という点では、ちょっと疑問も残る。シンガポールというのは、マレー半島に巣くって土人を搾取していた極悪非道のイギリスの手先、買弁華僑どもが作った土地であり、おいらのサイトの看板になってるハリマオというのは、その華僑に家族を殺され、イスラム教徒のゲリラ集団を率いて、華僑と戦い、イギリス軍殲滅のために日本軍に協力した実在の人物だ。彼は日本軍の上陸を助けて先鋒としてマレー半島を縦断し、シンガポールに辿りついたところで病死する。華僑は、日本軍のせいでマレー半島における買弁の座を失ったので、シンガポールの中国系住民の対日感情は非常に悪い。教科書にも「日本軍は赤ん坊を放り投げて、銃剣で刺して遊んだ」とか書いてあるわけだ。別に、共産党中国が宣伝でそういう教育をした、というのではなく、戦前から、東南アジアでは華僑と日本人が利権を巡って血の抗争をしていた。なので、はっきり言って対日感情は非常に悪い。マレー人中心のマレーシアとは違う。が、
カネの話なら別。カネのためなら命も要らぬというのが、これぞまことのチャイナ魂なので、いや、誰にも判らないギャグでスマソw カネのためなら、嫌いな日本人とでも手を結ぶ、というのが中国人だと思っていれば間違いない。

で、もひとつ政府系ファンドの話なんだが、

ロシアのクドリン副首相兼財務相は日本経済新聞との会見で、1日に運用が始まった320億ドル(3兆4000億円)の政府系ファンドの投資対象に日本株を加える見通しを明らかにした。

 クドリン副首相は現在米ドル、ユーロ、英ポンドの3通貨建てのみが投資対象に認められている政府系ファンドについて、「円を加えることを検討している。専門家は適切と分析している」と述べた。政府系ファンドは当面、外国債などで運用し10月以降政府の承認を得て外国株などに投資する見通し。「1銘柄当たりの出資比率が5%を超えることはない」とし、経営には関与しないことも言明した。

はいはい、ロシアで御座いますw ロシアのファンドだそうで、なんかね、もう完全に資本主義の時代が終わったという感じなんだが、国家がファンド組んで世界経済を支配する時代というのは、はたしてどう呼ばれるようになるのか、つうか、日本も外資の手に落ちては困るような企業を護るために国策ファンド組んで、鉄道とか郵便とか専売公社などを買うべきではないだろうか? って、アレ?

コメント

「赤ん坊にバヨネット」はサダムやミロシェビチも着せられた濡れ衣だから
原作者はブリ公アメ公のアングロ共な希ガス


国家ファンド と 政策投資銀行 の違いがわからん。
アパの騒ぎの時、どさくさに紛れて、思いっ切り
融資しているが、理由は不明。
脳みそメタボの、元総理による指示なら納得。

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