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最終更新:2008年2月5日(火) 0時10分

検査拡大でもメタミドホスは検出されず

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 ギョーザが作られた中国の天洋食品では、地元・河北省の検疫局が問題のギョーザが製造された前後11日間にわたる製品サンプルなどに範囲を広げて、再度、検査を行いました。

 「我々が現場に入る作業をいったん止めてくださいということになりまして・・・」(双日食料 宮部敏明 氏)

 河北省の検疫局は3日午後、連日調査を行っていた日本の双日食料を工場から追い出す形で調査を再開しました。2日、「工場からメタミドホスは検出されていない」と発表していた検疫局。しかし、今度は検査対象を拡大し、問題のギョーザが製造された日と、それぞれ前後11日間にわたる製品サンプル、回収された製品やパッケージまで検査したといいます。こうした中国当局の対応は異例のもので、日本政府調査団の現地入りを前に念入りな姿勢をアピールするかたちとなっています。

 その結果は4日夕方に公表されましたが、やはりメタミドホスは確認されませんでした。一方、天洋食品に対し、ギョーザのパッケージを納めていたメーカーもメタミドホスの使用を強く否定しました。

(Q.メタミドホス入りの殺虫剤を使ったか?)
 「一切ございません。過去も現在もございません」(東洋制袋 橋本秀一 社長)

 メタミドホスは一体どこで混入したのか、原因究明の糸口は全く見つかっていません。(04日21:53)

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