北海道で100人のワンちゃんたちと殺処分廃止を願う、wakagi様。
女1人で大変な労苦。仕事を持ち体はボロボロ。
でも、アニマの明日を希望の明日に変える為、日夜体力との戦いです。
何時の日か、お助け出来る日が来るとブログ主は信じて応援しています。
※楽天ブログ「倫理の進化」をご覧下さい。
此方にはそのまま、掲載させて頂きます。
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倫理の進化・wakagi様の Last updated 2008.01.29 12:46:43の日記より
下記訂正します。
熊さん、2月は出て来ません。
早いお方で、3月から出てらっしゃいます。
書くつもりが忘れてました。
本日クタクタで、仕事をサボりたくて、仕方のない若ちんでした。
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先週の、木曜日と金曜日に暴風雪が到来。
吹雪は、弟子屈の冬の風物詩です。
これがなければ冬は始まらないし、春だって陰も形も見えては来ない。
私にしてみれば、橇引き開始の合図の笛の音になる訳ですが、嫌がったって、吹雪は来る。ならば、とっとと迎え撃とう。
木曜日、これがこの冬、自分の家まで車で帰れた、最後の日になりました。
フードは、金曜日の分まで、運び込んでおいたのです。
金曜日、友人の車、RVRなら、雪道を突破出来るかも、と、一緒に山へ向かってみましたが、全く無理でした。家の家へ帰る道は二つ。
普段使っているのは、山を登って行く林道。
夏はいいのですが、冬は途中、吹き溜まりが、天空高く、聳えて通行一切不可。
去年は、歩きでこの道を行きました。もう一本の道は、山の下を、川沿いに登って行く道。この道は、とても緩やかな上り坂が続く道です。
途中に谷地が幾つもあって、泥が道を埋め尽くしてしまう為、夏場は全く車は不可。
上の道と違って、アップダウンが少ないから、歩きやすいのは利点ですが、問題が二つ。
1・私の土地の目の前にある、川を渡らなければならないが、橋がない(以前作ったが、
去年の5月3日に流された)。
2・熊さんが出る。
1・2共に、いずれ劣らぬ難題です。川は、丁度浅瀬があるから、そこを歩けばいいのだけれど、幾ら浅いとは言え、この季節、氷を割って、落ちたら凍傷は100パーセント。とってもイヤ。
2・熊さん。何でイヤかは説明省く。
上記の理由で、金曜日、手ぶらで上の道を行きました。
RVRは、林道の上り坂の上、吹き溜まりで、雪山に、家へ帰れと言われてしまった。
風邪気味の友人と、犬の野美ちゃん、ちったん(ちとせ)に、吹雪で辛いから、ついて
来ないで待ってなさい、と、置いて行く事にした。
中々立派な吹雪だったから、念のため、4時間待って、戻らなかったらレスキュー宜しく
と、言い残すのを忘れなかった。
雪自体は、そんなに降らなかったけど、吹き溜まりは、60センチは軽くあって、
そういう所では、太ももまで、雪に埋もりながら、前に進んだ。
時々風が強まって、雪の結晶が、無数の刃物になって、顔に突き刺さる。
足を止めて、ひたすら、風が弱まるのを待って前進する。
氷点下7度。強風が吹き荒れて、体感温度はその倍。
氷の風の中で、歩いてかいた汗が、たちまち冷え切り体温を奪う。
一時間10分をかけて、戻った家では、子供達が大はしゃぎで出迎えてくれた。
しばらく雪が降らなかったから、余計にはしゃいでいるみたい。
ついつい母親も童心に帰ってしまう。三つの柵の子達に、ご飯を全部食べさせた後、凍った川の上で、子供と一緒に追っかけっこ。
長靴スケート!!と、川を滑る私を、きゃあきゃあ言いながら、子供達が追いかける。
この時点で、お店遅刻は必死だったので、残念だが、遊びは一旦切り上げて、(まだ、
遊び足りないと言う柚子から、飛び蹴りを食らって吹っ飛んだ)もう一度、雪の中を歩いて帰る。
さて、ようやく道路に出る坂道。
みんな、退屈してだろうな・・・と、思って眺めてみたら、
RVRが落っこちてました。山に登る道は、両側が斜面です。
その、片側に車体が斜めに落ちてて、(崖下まで落ちた訳ではなく、斜面にずり落ちて
いたのです)雪に埋まってる。イヤの跡を見ても、全然雪に振り回された形跡がない。
どう見ても、自分から喜んで落ちている。野郎、必殺「後ろを見ないで雪道バック」をやりやがったな。もー、本当に、我が友の、安全確認のずさんさは、恐ろしい程なのです。
運転中も、普通に助手席や、後部座席の人間の、顔を見て、話しながら運転しくさる。
実はこの日の朝も、軽く埋まった時、後ろを見ないでバックしたから、叫んだばかり。
で、運転手は留守で(電波が繋がらないから、公衆電話まで行っていた)、野美ちゃんと
ちったんは、助手席で重なって寝てました。
車に何とか乗り込んで、少し待つと、友人が、JAFのジープと戻って来ました。
そこで、何とか引き上げようとしたのだが、JAF、更に下に車を落とした・・・。
大体ねえ、斜めに落ちてる車、坂の下から後方に引っ張って、道に引き戻せる理屈が
あるかい。軽だって、そのやり方で引っ張られたら、上がったって壊れるわ。
牽引ロープも、掛け具が壊れ、それでも今度は前から(今さら)引っ張ってみようと、
JAFが試みて、中々上がらず、夢中になって引く内に、ジープ、足場の確認を大忘れ
しまして、これ以上下がるなと言う、私の悲鳴も届かず下がり、埋まってしまった。
・・・・・結局、JAFのお知り合いの、近所の方に、トラクターで来て頂いて、JAF
共々、救出されました。
車は一応無事だったと思いきや、今日になって、激しい故障が発覚しました。
トラクター、かなり力任せのサルベージを敢行なさいましたし。
可哀想なのは、自業自得とは言え、トラクターの稼動手当てに、車の修理費まで被った
友人。これに懲りて、無謀運転の癖が、改められればいいのだけど。
さて、私は土曜日から橇引き開始しました。前人未到の80キロ、雪山橇引き犬の世話。
橇、動きませんでした。上の道の、最初の坂、橇がまるで、氷で固められた様に、どんなに踏ん張っても、びくともしない。諦めて、傾斜の緩い、川&熊さんが迎え撃つ、下の道を選択しました。
流石にこちらなら、歯を食いしばって行けば、何とか橇も引けました。
まだ、新雪なので、橇が埋まって、相当な体力を消耗します。
連載途中だった「試される大地」現在進行形に、戻りました。
この土地を紹介してくれたお爺さんを、昨日、お爺さんの、飲み仲間を連れて訪ねました。めぐみちゃん、まだあそこで頑張ってるのか。勿論だよ。あそこはなあ、女一人じゃ生きて行けないぞ。
たかちゃん(友人)だって、いつまで手伝えるか分からんだろう。
あそこで生きて行くなら、旦那さん貰うか、馬を飼え。馬飼います(即答)。
結局、この先体力の衰退を考えると、馬に橇を引いて貰うのが、一番確実だそうです。
スノーモービルより何より、馬が一番頼りになる。
今よりもっと厳しい、開拓の北海道を生き抜いて来た人達の、教訓でした。
馬は、一度歩いた道は、絶対間違えない。どんなに雪が積もって、道が分からなくなっても、馬に任せれば、必ず帰れる。犬ぞりは、訓練しなかったら、無理だけど、馬なら、手綱を引けば、一度で覚える。
大自然の中で生きるには、それに対応して生きて行ける、馬の力が不可欠だそうです。
もう一人のお爺さんが、めぐみちゃん、馬飼うなら、昔馬追いしてた時に使った、
セズナにわらび型(??)、一式揃ってるから、全部やるよ。と。馬に、橇を引いて頂くのに、用いる道具の数々なのだそう。
実は馬大好きで、千葉にいた時、厩務員の、アルバイトをした事がありました。
世話なら何とかなるでしょう。
今年は無理でも、来年には、馬さんをお二人、当「シリエトク(地の果て)農場」に、
お迎え致したく存じます。そんな訳で、2008年冬橇毎日、スタートを切りました。
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ブログ主感想
※柔な人間では到底出来ない事ですね。
学校に行かない子供たちに体験させて上げたい事ですね。
自分で選んだ道を歩き続ける事は大変です。
夢・・・・殺処分廃止・・・・が在るから・・・・歩き続けるのです。
私は一生、wakagi 様を応援します。多くの方の賛同を願います。
狂犬病を拒否する1点を非難する前に何を考えて行動するかが問われるべきです。
また、こんな山の中、狂犬病も死んでしまいますよ。
wakagi様、気持ちは飛んで行きたいです。滑って転んで迷惑をお掛けするだけでしょうが・・・。
お手伝いに行きたくなりました。どうか春までたえて下さい!世界のアニマの為に。
ブログ主
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コメント(3)
感想有り難うございました。
最近は、もう、「生きる」と言う執着さえ失せています。
ある意味では、とても心が楽なのです。
限界を超すとは、そういう事なのです。
何もかも、天に任せて、歩いています。
2008/2/4(月) 午後 8:43 [ wakagi1972 ]
恐れ多くもコメント有難う御座いました。
wakagiさまの成されている事は100年過ぎないと理解出来ない事柄でしょう。いずれ芽が出ますよ。もうすぐに。
2008/2/4(月) 午後 9:04 [ knd_pev77 ]
>wakagiさまの成されている事は100年過ぎないと理解出来ない事柄でしょう。
なんだ?「未来には生きていないからスルー」するんじゃねーのか?
もっとも、「ただの自己満足の為の行為」だとすでにちゃんと理解されてるけどな
理解出来てないのは本人やその行為を支持して自分に酔ってる者位だけどな
2008/2/5(火) 午前 0:59 [ a12_sanjyou ]