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神田川俊郎氏も絶賛、済州島の「サボテンヒラメ」

 済州島の「サボテンヒラメ」が日本市場で好評を得ている。

 済州道海洋水産資源研究所が3日に発表したところによると、済州島でヒラメの養殖を行っている「日出峰済州清浄ヒラメ漁業組合」は昨年3月から、同研究所が開発した「百年草(ウチワサボテンの意)発酵エキス」を混ぜた特別な餌でヒラメを育て、毎月4トンほどを「日出峰サボテンヒラメ」として日本へ輸出しているという。

 「サボテンヒラメ」の人気の秘訣(ひけつ)は、生産履歴を記録したICタグ(電子荷札)を付けて出荷することによって安全性を高めたことと、日本人が嫌う魚の生臭さを軽減したことにある。

 先月23、24日の両日、大阪で開かれた「第5回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー大阪」に出展した「サボテンヒラメ」の試食ブースには多くの人が訪れ、テレビ大阪も「韓国のサボテンヒラメ」として紹介した。また、日本有数の料理人の神田川俊郎氏(日本調理師協会名誉会長)は、料理雑誌「味人」の12月号で、「肉につやがあり、スッポンの背中の皮のように光沢がある。ふくよかな食感と落ち着いた味が気に入った。1日置いて刺し身にしても、おろしたばかりのように感じられ、本当に驚いた」と絶賛した。

済州=オ・ジェヨン記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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