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青森でもギョーザの袋に穴 生協が情報を2日間放置
このニュースのトピックス:中国製ギョーザ中毒問題
青森県保健衛生課は4日、青森市の女性が購入した中国製ギョーザ「CO・OP本場中国肉餃子」のパッケージに、約1ミリの穴が開いていたと発表した。未開封で食べた人はいない。県が有機リン系農薬「メタミドホス」が付着していないかどうか検査している。
コープあおもりは2日にギョーザを回収した際、女性から「穴が開いている」と指摘を受けたのに、県には4日午後になって報告していた。コープあおもりは「経緯を詳しく確認する」としている。
県によると、穴はパッケージ裏側の右下に開いていた。製造年月日は昨年6月16日。表面のべとつきや、異臭などは「報告を受けていない」としている。県から連絡を受けた県警捜査1課も、穴が開いた原因などを調べている。
ギョーザは1月28日、女性が生協の宅配で購入、今月2日に回収された。コープあおもりの担当者は「責任者である支部長に連絡が入ったのは4日。その後、すぐ県に連絡した」としている。